日本では、2022年1月に公開予定のトム・ホランド主演映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』の予告でグリーン・ゴブリンの登場は確定しましたね。
本作は他にもMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)以外のヴィランの登場が確定していて、マルチバースの懸け橋となる作品です。
「グリーン・ゴブリンは原作だとどんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
”実写映画では”の項目では、『スパイダーマン』(2002年)のストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのグリーン・ゴブリン
グリーン・ゴブリン
『The Amazing Spider-Man』#96 ©MARVEL
本名 | ノーマン・ヴァージル・オズボーン |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
初登場回 | 『The Amazing Spider-Man』#14(1964年) |
これまでの経歴
ノーマン・オズボーンはオズコープの社長だ。
ノーマンは妻に先立たれ、息子のハリーを一人で育てることとなった。
彼は良き父親を目指す一方で、権力や財産も求めた。
ノーマンは、ビジネスパートナーだったストローム博士を金銭トラブルからクビにした。
そしてストローム博士の残したメモを基に、肉体と知能を強化させる血清を開発していた。
ところが血清が突然爆発し、ノーマンはそれを全身に浴びてしまった。
肉体と知能の強化には成功したが、血清の副作用で精神が蝕まれたノーマンは、史上最強の犯罪者になれると確信した。
そして、コスチュームや武器を開発してグリーン・ゴブリンとなり、スパイダーマンを倒せば犯罪者たちから尊敬されるとの考えから戦いを挑んだ。
その後もスパイダーマンとの対峙を繰り返す。
ノーマンの精神状態は不安定で、記憶を失って自分がゴブリンであることを忘れることもあった。
ハリーがLSD(麻薬)に手を出して重体に陥り、ノーマンは精神的に追い詰められていた。
そして直前まで失っていた記憶がよみがえり、自分と息子を苦しめているスパイダーマン/ピーター・パーカーを殺害する決意をした。
ノーマンはピーターの恋人であるグウェン・ステイシーを誘拐し、ジョージ・ワシントン橋から突き落として殺害した。
その直後のスパイダーマンとの戦いで、ノーマンは自らのグライダーに突き刺さって死亡した。
後に血清の効果によって生き返り、スパイダーマンへの復讐を開始した。
しかし、ピーターやデイリー・ビューグルのベン・ユーリックらによってその正体が世間に暴露されたことで、捕まって投獄された。
能力や武器
血清により、肉体と知能が強化されている。
グライダー(初期はホウキ型だった)に乗って宙を移動することができる。
翼の上に足を固定させる器具が備わっていて、体を安定させる。
グライダー後方から噴き出す黒い煙は、相手を窒息させることができる。
身に着けているカバンには様々な武器が入っている。
カボチャの形をした爆弾パンプキンボムが主要な武器。
コウモリ型の武器は、相手に投げることで黒煙を生じて相手の視界を奪う。
ベルトのボタンを押すと、指からゴブリンスパークを放つことができる。
実写映画でのグリーン・ゴブリン
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
グリーン・ゴブリン
引用元 ©MARVEL ©SONY
本名 | ノーマン・オズボーン |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
主な登場作品 | 『スパイダーマン』(2002年) |
俳優 | ウィレム・デフォー |
これまでの経歴
ノーマン・オズボーンは科学者であり、オズコープの社長でもある。
彼は人体パワー増強薬の研究を進めていて、ネズミを使った実験ではパワーが8倍に上がった。
しかし1例で凶暴性、攻撃性、錯乱状態の副作用が見られた。
軍からは2週間以内に人体実験が成功しなければ研究資金をクエスト社に回すと言われてしまう。
このままでは会社がつぶれてしまうと考えた彼は、共同で研究をしていたストローム博士の反対を押し切り、自らを実験台にしてパワー増強薬を吸引する。
肉体の強化には成功したが、薬の副作用により、凶暴な人格が生まれてしまう。ノーマンの別人格はストローム博士を殺害し、開発していたスーツとグライダーを奪う。
ノーマンにとって邪魔な存在は、グリーン・ゴブリンとなった別人格に次々と消されていくが、彼自身は別人格がしたことを覚えていない。
彼自身の人格では、息子ハリーの親友であるピーター・パーカーを、ハリーと兄弟同様と思っている。
グリーン・ゴブリンという名は、デイリー・ビューグルの社長であるJ・ジョナ・ジェイムソンが考えたもの。
能力や武器
パワー増強薬によって肉体が強化されている。
グライダーに乗って宙を移動することが可能。
前身するだけでなく、その場にとどまり水平移動もできる。
グライダーの翼の上に足を固定させる器具が備わっていて、体を安定させる。
翼の前方にはマシンガンが備わっている。
ミサイルを放つこともできる。
また、先端から鋭い刃を出すこともできる。
オレンジ色の球状の爆弾を投げて攻撃する。
これと同じ見た目の物でも、緑色の光線を放って人間を骨だけにする物、回転する4枚の刃の仕込まれた物などの種類がある。
マスクのレンズは開閉が可能。
また、手の甲から睡眠ガスを出すこともできる。
左腕のボタンでもグライダーを操作できる。
グリーン・ゴブリンの登場作品
実写作品
グリーン・ゴブリンの活躍する作品は、『スパイダーマン』(2002年)です。
この作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます(2024年2月時点)。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
グリーン・ゴブリンの活躍する原作コミック(邦訳)は下記になります。
- 『スパイダーマン:ステイシーの悲劇』
- 『スパイダーマン:ニューウェイズ・トゥ・ダイ』
リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!
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