2021年12月に公開(日本は1月)され、大ヒットとなったトム・ホランド主演映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』。
その予告ではグリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーンの登場が確定していました。
本作は他にもMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)以外のヴィランの登場が確定していて、マルチバースの懸け橋となる作品です。
今回紹介するグリーン・ゴブリン/ハリー・オズボーンは『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)でもデイン・デハーンが同キャラを演じていました。
今後どちらかが再登場する可能性もゼロではないですよね。
「グリーン・ゴブリンは原作だとどんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
ファン歴9年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!
僕のプロフィールはこちらの記事で
“実写映画での~”の項目では、『スパイダーマン』(2002年)~『スパイダーマン3』(2007年)のストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのグリーン・ゴブリン
グリーン・ゴブリン
『The Amazing Spider-Man』#136 ©MARVEL
本名 | ハロルド・テオポリス・“ハリー”・オズボーン |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
初登場回 | 『The Amazing Spider-Man』#136(1974年) |
これまでの経歴
生い立ちとヴィランとなった経緯
ハリー・オズボーンは幼いころに母親を亡くし、父親のノーマンによって育てられた。
ハリーはエンパイア・ステート大学でピーター・パーカーと出会い、親友となった。
大学で麻薬の売人に声をかけられ、入手したLSDを服用したことで、ドラッグ中毒となってしまった。
スパイダーマンとの戦いでグリーン・ゴブリンは自らのグライダーに突き刺さって死亡した。
ハリーはスパイダーマンがグリーン・ゴブリンの遺体から離れるところを目撃したため、スパイダーマンによって父親が殺されたと思い込んだ。
そして、スパイダーマンの正体がピーターであることを突き止めた。
ハリーは父親がグリーン・ゴブリンの装備を隠していた場所を見つけ、復讐のためにグリーン・ゴブリンとなった。
記憶の混乱とパワーアップ
しかし、ドラッグの影響でスパイダーマンの正体に関する記憶を失い、ピーターとは再び友人に戻った。
ネッド・リーズとベティ・ブラントの結婚披露宴でハリーはリズ・アレンと出会い、後に結婚した。
生まれた息子にはノーマンと名付けた。
一時は自分もヒーローになれると考えていたが、徐々に記憶が戻ってきた。
ハリーはノーマンの死後所在不明になっていた血清の製造方法を見つけ、その血清に浸かって更なるパワーを得た。
能力や武器
グライダーに乗って宙を移動することができる。
翼の上に足を固定させる器具が備わっていて、体を安定させる。
グライダー後方から噴き出す煙は、相手の意識を朦朧とさせることができる。
指からビームを放つことができるが、エネルギーには限りがある。
カバンの中にはカボチャ型の爆弾パンプキン・ボムが入っている。
血清に浸かってからは肉体と知能が強化されている。
参考文献
『The Amazing Spider-Man』#31,96,122,136
『The spectacular Spider-Man』#188,189等
実写映画でのグリーン・ゴブリン
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
ニュー・ゴブリン
引用元 ©MARVEL ©SONY
本名 | ハリー・オズボーン |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
主な登場作品 | 『スパイダーマン3』(2007年) |
俳優 | ジェームズ・フランコ |
これまでの経歴
学生時代と父親の死
ハリー・オズボーンはミッドタウン高校の生徒で、父親のノーマンはオズコープの社長だ。
以前は私立の名門高校に通っていたが、彼には合わず退学となった。
同級生のピーター・パーカーは彼にとっての親友だ。
高校の卒業式で、MJ(メリー・ジェーン)ワトソンとフラッシュ・トンプソンが別れるのを目撃したハリーは、その後MJと付き合う。
ある夜、スパイダーマンがノーマンの遺体を屋敷に運び込んだのを目撃したハリーは、スパイダーマンが父親を殺したと思い込む。
ノーマンの死後、ハリーがオズコープの社長となる。
ハリーは、屋敷に来たドクター・オクトパス/オットー・オクタビアスにトリチウムと引き換えにスパイダーマンを連れてくるよう要求する。
そして、スパイダーマンの正体がピーターであることを知る。
ヴィランとなった経緯
その夜、ハリーの中に生きているノーマンが屋敷の鏡に現れ、ハリーに復讐を呼びかけた。
反対したハリーがナイフを投げて鏡を砕くと、ノーマンがグリーン・ゴブリンとして使っていた装備や、人体パワー増強薬のある部屋に繋がっていた。
ハリーはノーマンとは異なる装備、グライダーを揃え、パワー増強薬を吸引する。
スパイダーマン=ピーターへの復習を目的とする。
能力や武器
パワー増強薬によって肉体が強化されている。
ボード型のグライダーに乗って宙を移動することが可能。
グライダーはハリーの体を離れても、自動でハリーのもとに戻ってくる。
グライダーの裏側から炎を吹き出すこともできる。
グライダーにはパンプキン・ボム(オレンジ色の球状の爆弾)がしまってある。
爆発する物だけでなく、2枚の刃が仕込まれている物もある。
腕には刃が仕込んであり、背中には剣を装着している。
頭部のマスクは自動で開閉が可能。
グリーン・ゴブリンの登場作品
実写作品
ニュー・ゴブリンの活躍する作品は、『スパイダーマン3』です。
この作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
グリーン・ゴブリンの登場する原作コミック(邦訳)は下記になります。
- 『ベスト・オブ・スパイダーマン』
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!
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