デアデビル/マット・マードックの原作とドラマでの能力やオリジン

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かつてNetflix/ネットフリックスにて配信されていたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ドラマ『デアデビル』。
Disney+ /ディズニープラスで、その新シリーズの制作が始まるようです。

ネットフリックス版のストーリーを引き継ぐのか、リブートなのかが気になるところですね。

「デアデビルは原作だとどんなキャラなの?」
「ドラマだとどんな設定だったっけ?」

などの疑問がこの記事で解決されます。

“実写ドラマでの~”の項目では、『デアデビル』シーズン1(2015年)のストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。

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原作コミックでのデアデビル

デアデビル

原作のデアデビル

『Daredevil』Vol.2 #65 ©MARVEL
本名マシュー・ミカエル・“マット”・マードック
種族人間
主な所属なし
初登場回『Daredevil』#1(1964年)

これまでの経歴

生い立ちと事故による能力開花

マット・マードックは幼いころに母親を亡くした(後に生きている設定に変更)。
それ以来、父親のジャックにヘルズキッチンで育てられた。

マットはボクサーの父親を誇りに思い、自分も父親のようになりたいと思っていた。
しかしジャックには、弁護士や医者になるために勉強を頑張るように言い聞かされていた。

マットは友達と遊ぶこともなく、高校ではトップの成績をほこっていたが、ジャックの目を盗んでトレーニングはしていた。

ある日マットは、暴走したトラックが老人に突っ込みそうなところを身を挺して助け出した。
命に別状はなかったものの、トラックの運んでいた放射性廃棄物を顔に浴びたことで目が見えなくなってしまった。

その代わりに、マットの聴覚や嗅覚は飛躍的に高まり、周囲の状況を読み取るレーダーセンスも身につけた。

父親の死とヒーローになるまで

ニューヨーク州立大学に進学したマットは、ルームメイトのフォギー・ネルソンと知り合った。

ある日マットはフォギーと共にジャックの試合を見に行った。
ジャックはギャングに八百長試合を持ち掛けられていたが、父としての誇りのために実力で勝利した。
しかし、ジャックはギャングによって殺害されてしまった。

大学を卒業したマットは、フォギーと弁護士事務所を開業した。
そしてフォギーの雇ったカレン・ペイジも秘書として加わった。

マットはジャックの事件にケリをつけたかったが、ジャックとは暴力でなく頭を使う約束をしていた。

自分とは違う存在となるためにコスチュームを作成し、子供の頃のあだ名であるデアデビル/命知らずを名乗った。
そしてジャックを殺害したギャングらを追い詰め、警察へ突き出した。

それ以降マットは、昼は弁護士、夜はデアデビルとして活動している。
初期は黄色と赤のコスチュームを着ていたが、より快適に動ける赤いコスチュームにデザインし直した。

キングピン/ウィルソン・フィスクに身も心も追い詰められた際にマットは教会に運び込まれ、そこで母親のシスター・マギーと再会した。

能力や武器

聴覚、味覚、嗅覚、触覚が極めて優れている。
遠くの物音を聞き取ったり、相手の心臓の鼓動を聞いて嘘を見抜いたりすることができる。

一種の電磁波を発して周囲の状況を読み取るレーダーセンスも備えている。

紐で繋がれた2本の棒状の武器(ビリークラブ)を扱う。
2本を繋げて使うこともできる。
相手を打ち付けたり、投げ飛ばしたりして攻撃する。
建造物に引っ掛けながら、宙を移動することも可能。

参考文献

『Daredevil』#1、230

実写ドラマでのデアデビル

デアデビル

ドラマのデアデビル

引用元 ©MARVEL
本名マシュー・“マット”・マードック
種族人間
主な所属なし
主な登場作品『デアデビル』シーズン1(2015年)
俳優チャーリー・コックス

これまでの経歴

生い立ち

マット・マードックは、ニューヨークのヘルズキッチンで育った。

9歳の時に自動車事故で老人の命を救ったが、トラックの積んでいた有害廃棄物を顔に浴びて目が見えなくなってしまった。
その代わりに、聴覚や嗅覚が飛躍的に高まった。

マットはその頃、父親のジャックと二人で暮らしていた。
ジャックはボクサーだが、マットの養育費のために八百長試合で金を得ていた。

ジャックは念願のクリールとの試合を負けるように持ち掛けられるが、直前で自分の勝利に掛け金を全てつぎ込んだ。

ジャックは試合に勝ち、父親への声援をマットに聞かせることができたが、負けの指示に従わなかったことで殺害されてしまった。

父親を亡くした後マットは教会に預けられ、そこで盲目の老人スティックと出会った。
そして聴覚や嗅覚などの身に着けた才能の使い方や、戦い方を教わった。
しかし、ある日を境にスティックはマットのもとを去った。

ヒーローになるまで

大学時代に、マットはルームメイトのフォギー・ネルソンと知り合い、意気投合した。
大学を最優秀で卒業し、彼らは互いに法曹界での活躍を夢見た。

卒業後のインターンを辞めた直後の夜、マットは隣のビルの少女が父親から乱暴を受けていることを知り、児童保護局に通報するも母親は信じず、痕跡もなかった。

法律では少女を助けられなかったため、マットは正体を隠してその父親に拳を振るった。

それ以降、法律の限界を知ったマットは覆面姿で犯罪者達に制裁を加えるようになる。

アベンジャーズとチタウリの戦いの後、マットはフォギーと法律事務所を開業する。
カレン・ペイジが初の依頼人で、事件解決後は秘書となる。

ウィルソン・フィスクとの戦いに敗れた後、フィスクの防護服を作っているメルビン・ポッターのもとを訪れ、コスチュームを作成してもらう。

フィスクを倒した後、新聞ではマットの存在がデアデビルとして知られるようになる。

ヘルズキッチンをよりよい場所にするためならなんでもするという信念だが、殺しは決してしない。

どんな悪党にでも善良な心のかけらがあり、やり直すチャンスが与えられるべきだと考える。

能力や武器

聴覚や嗅覚が極めて優れている。
遠くの物音を聞き取ったり、相手の心臓の鼓動を聞いて嘘を見抜いたりすることができる。
行動を予測することも可能。

嗅覚は、相手の2日前に食べた食材がわかるほど。

スーツの黒い部分は防御力が高く、赤い部分はナイフに強い。

2本の棒状の武器(ビリークラブ)を太もも付近に携帯している。
相手を打ち付けたり、投げ飛ばしたりして攻撃する。
2本を繋げて使うことも可能。

デアデビルの登場作品

実写作品

デアデビルの活躍する作品は、下記になります。

  • 『デアデビル』シーズン1~3
  • 『ディフェンダーズ』

これらの作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。

ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。

大きな魅力はこの2点。

  • ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
  • マーベル映画50作品以上が見放題

ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!

詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。

原作コミック

デアデビルの登場する原作コミック(邦訳)は下記になります。

リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。

「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!

原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。

本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!

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