デッドプールの原作と映画での能力やオリジン

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『ウルヴァリン X-MEN ZERO』(2009年)にて実写化され
『デッドプール』(2016年)にて実写化されたデッドプール。

「デッドプールは原作だと、どんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」

などの疑問がこの記事で解決されます。

ファン歴10年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!

サンド
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僕のプロフィールはこちらの記事

“実写映画での~”の項目では、『デッドプール』のストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。

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原作コミックでのデッドプール

デッドプール

原作のデッドプール

『Deadpool』Vol.10 #3 variant ©MARVEL
本名ウェイド・ウィンストン・ウィルソン
種族人間
主な所属なし
初登場回『New Mutants』#98(1991年)

これまでの経歴

ウェイド・ウィルソンは、ある時からガンを患ってしまった。
彼は恋人のバネッサ・カーライルのもとを去り、カナダ政府のデパートメントKの施設を訪れた。

ウェイドは施設で過ごしているうちに、ガンによって全身がただれてしまっていた。
ある日、彼はフランシスによって、キルブルー博士のもとへ連れていかれた。

デパートメントKでは、ローガンのヒーリング・ファクターを移植する計画が進められており、ウェイドはその被験者に選ばれた。

人体実験によって彼の体は更にボロボロになり、彼のもとにはデスが訪れた。
彼は死を望んだが、自殺を試みても失敗し、更なる人体実験の末でもデスは再び現れなかった。

後日フランシスは、ウェイドの知人で被験者のウォームを拷問し、ウェイドは苦しみから解放するためにウォームを殺害した。

キルブルー博士のルールでは、被験者同士の殺人は禁じられており、ウェイドは処刑されることとなった。
そしてウェイドはフランシスの手により、実験装置で体を貫かれた。

彼の前にデスが現れるも、ヒーリング・ファクターが作用して傷が治癒し、復活を果たした。
彼は看守から銃を奪い、フランシスを撃ち倒した。

ウェイドは他の被験者と共に施設を出ることができた。

その後、ウェイドはコスチュームを纏い、殺し屋デッドプールとして活動していた。
彼はトリバーに雇われ、ケーブル/ネイサン・サマーズを殺害するために恵まれし子らの学園を襲撃した。

しかし、キャノンボール/サム・ガズリーやドミノ(実はトリバーの命で潜入していたバネッサ)の妨害により任務は失敗に終わった。

トリバーの死後は、フリーの傭兵として活動している。

その後、ウェイドとデスとの関係をよく思わないサノスによって、不死の呪いをかけられた。

能力や武器

ヒーリング・ファクターを移植されている。
撃たれたり切られたりしても、傷口がすぐに再生する。

人より老化のペースが遅い。

サノスの不死の呪いにより、身体がバラバラになろうと死ぬことはない。

自分をコミックのキャラクターと認識していて、第四の壁を越えて読者に話しかけてくる。

背中には2本の刀を背負っている。

ホルスターには2丁の拳銃を収めている。
ベルトのポーチには手榴弾などの銃火器も収めている。

参考文献

『Deadpool & Death Annual』
『New Mutants』#98
『Deadpool』Vol.3 #64

実写映画でのデッドプール

注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください

デッドプール

映画のデッドプール

引用元:Fandom ©MARVEL
本名ウェイド・ウィルソン
種族ミュータント(後天的)
主な所属なし
主な登場作品『デッドプール』(2016年)
俳優ライアン・レイノルズ

これまでの経歴

ウェイド・ウィルソンは、かつて特殊部隊に所属し、海外では41人も殺す活躍を果たした。
しかし、問題を起こして除隊させられた。

今から2年前、彼は自分より悪い奴を倒して金をもらう仕事をしていた。
ウィーゼルが働くシスター・マーガレットの店で、娼婦のヴァネッサと出会い、2人は惹かれ合った。

約1年後、ウェイドはヴァネッサにプロポーズし、結婚することとなった。
しかしその夜、彼は突然倒れ、病院で末期ガンと告げられた。

そんな彼のもとにガンを治療できるという組織が現れた。
彼はヴァネッサのもとを去り、組織に連絡をした。

組織の研究所では、特殊能力を授けるための人体実験が行われていた。

ウェイドは、研究所の所長エイジャックス/フランシス・フリーマンに、ミュータント遺伝子を活性化する血清を打たれた。
遺伝子の活性化には痛みを与える必要があり、ウェイドはあらゆる拷問を受けた。

最終的には装置の中に入れられ、窒息寸前まで酸素を減らす実験を受けた。
すると、遺伝子が活性化してガン細胞を退治したものの、全身の皮膚がただれてしまった。

ウェイドは盗んだマッチ棒を使って装置を爆発させた。
彼にはどんな傷も再生する能力が発現していて、爆発でも無事に済んだ。

エイジャックスとの戦いに敗れ、倒壊した研究所の下敷きになったが、生き延びた。

シスター・マーガレットの店に戻ったウェイドは、顔の治療法を知るエイジャックスを探して復讐する決意をした。

エイジャックスに自分が死んだと思わせておくためにもマスクを被り、店で行われていたデッドプール/死の賭けから、自身をそう名乗ることにした。

こうして彼の復讐が始まった。

活動をしていると血だらけになるため、赤のコスチュームを作成し、改良していった。
途中でコロッサスからX-MENへの勧誘もあったが、ウェイドはこれを拒否した。

1年の活動の末、ようやくエイジャックスの居場所を特定する。

(『ウルヴァリン X-MEN ZERO』(2009年)にてライアン・レイノルズが同名のキャラ(ウェポンXI/ウェイド・ウィルソン)を演じているが、同一人物かは不明。
『デッドプール』は、おそらく改変後の時間軸の作品と思われる。)

能力や武器

ミュータント遺伝子を活性化する血清により、驚異的な回復能力が発現した。
銃で撃たれても、頭を槍で刺されても無事で、傷口が再生する。

損傷の程度によって回復にかかる時間が異なるが、身体が真っ二つに引き裂かれても、やがて上半身から新たな下半身が生えてくる。

背中には2本の刀を背負っている。
左足の脛部分にはナイフを収めている。

太もものホルスターには2丁の拳銃を収めている。

自分を映画のキャラクターと認識していて、第四の壁を越えて観客に話しかけてくる。

デッドプールの登場作品

実写作品

デッドプールの活躍する作品は、下記になります。

  • 『デッドプール』
  • 『デッドプール2』

これらの作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。

ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。

大きな魅力はこの2点。

  • ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
  • マーベル映画50作品以上が見放題

ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!

詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。

原作コミック

デッドプールの登場する原作コミック(邦訳)は主に下記になります。

リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。

「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!

原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。

本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!

余談

デッドプールのデザインを手掛けたロブ・ライフェルドは、DCコミックスのデスストローク/スレイド・ウィルソンをモデルにしたようです。

そんなロブ・ライフェルドは、『デッドプール』にカメオ出演しています笑(シスター・マーガレットの店にて)。

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