ニコラス・ケイジ主演映画『ゴーストライダー』(2007年)にて、原作とは異なる設定で実写化したゴーストライダー/カーター・スレイド。
「ゴーストライダーは原作だと、どんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
ファン歴9年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!
僕のプロフィールはこちらの記事で
“実写映画での~”の項目では、『ゴーストライダー』のストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのゴーストライダー
ゴーストライダー
『The Ghost Rider』#1 ©MARVEL
本名 | カーター・スレイド |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
初登場回 | 『The Ghost Rider』#1(1967年) |
これまでの経歴
ヒーローになるまでの経緯
カーター・スレイドは、教師をしていた。
大学時代にはボクシングのチャンピオンに輝いたこともある。
彼は勉強を教えるために馬で西部へ来たが、村が部族に襲われているのを発見した。
銃を持って部族に戦いを挑むも、撃たれて気を失った。
部族が去った後、カーターは村の生き残った少年ジェイミーに発見された。
ジェイミーはカーターを馬に乗せて町へ向かおうとするが、道に迷ってしまった。
そこへ通りかかった別の部族に助けられ、キャンプ地へと運んでもらった。
目覚めたカーターは、自分の命は大いなる意思によって、何かの目的のために生かされたと感じた。
彼はその部族に、神の遣わせたホワイトウォーリアーと信じられ、不思議な粉(燐)を受け取った。
付近の丘では、ゴーストホースと呼ばれていた白い馬を手懐けた。
傷も回復し、カーターとジェイミーはキャンプ地を後にした。
そしてカーターは、ジェイミーの両親を殺したような連中と戦うためにも、白いコスチュームに燐を纏わせてゴーストライダーと名乗った。
補足:複雑な歴史
もともとゴーストライダーは、マーベルのキャラクターではない。
1949年に、マガジン・エンタープライゼスという出版社の『Tim Holt』#11にて初登場したゴーストライダー/レックス・フューリーが元祖。
生みの親ディック・エイヤーズは、その後の単独誌『The Ghost Rider』(1950年~)も担当。
しかし、コミックス・コードの影響でマガジン・エンタープライゼスはコミック部門を閉鎖した。
後の1967年に、ディック・エイヤーズは、マーベルの『The Ghost Rider』#1にてゴーストライダー/カーター・スレイドを復活させた。
1973年にゴーストライダー/ジョニー・ブレイズが登場すると、カーター版はナイトライダーに改名され、その後ファントムライダーとも呼ばれた。
能力や武器
燐の効果により、暗闇でコスチュームが発光する。
黒いマントで体を覆うことで、体の一部のみを浮かび上がらせる。
定期的に燐をコスチュームに吹き付け直す必要がある。
ベルトの両サイドに携えている2丁の拳銃で戦う。
白馬に乗って移動し、白馬にはロープが備え付けてある。
参考文献
『The Ghost Rider』#1
『マイティ・アベンジャーズ:シークレット・インベージョン』解説書
実写映画でのゴーストライダー
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
ゴーストライダー
引用元:IMDb ©MARVEL
本名 | カーター・スレイド |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
主な登場作品 | 『ゴーストライダー』(2007年) |
俳優 | サム・エリオット |
これまでの経歴
今から150年ほど前、カーター・スレイドは騎馬警官であり、誇り高き男だった。
しかし、欲を出して罪を犯し、絞首刑を宣告されてしまった。
そんな彼のもとにメフィストが現れ、自由と引き換えに契約を交わした。
カーターはゴーストライダーとなった。
1000人分の邪悪な魂を捕らえる契約のため、以前契約によって村人同士で殺し合いがあった村サン・ヴェンガンザに向かった。
しかし、契約の力があまりに強力なためにメフィストには渡せないと考え、契約書を持ってメフィストのもとから逃げ去った。
現在はケアテイカー/墓守りとして、その契約書を守っている。
そんな彼の前に新たなゴーストライダー/ジョニー・ブレイズが現れる。
能力や武器
夜にゴーストライダーになれるが、太陽の光を浴びると力を維持できない。
現在は、あと1回だけ変身できる力を温存している。
人の悪事がすべて見え、それを本人に返すペナンス・ステア/贖罪の目で、邪悪な魂を焼き焦がす。
馬に乗って移動し、変身中は馬も炎を纏う。
ゴーストライダーの登場作品
実写作品
ゴーストライダー/カーターの活躍する作品は、『ゴーストライダー』です。
この作品はプライムビデオで楽しめます(20224年2月時点 日本語音声のみ)。
原作コミック
ゴーストライダー/カーターの登場する原作コミック(邦訳)は現状見当たらないです。
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
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