トム・ホランド主演『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』(2019年)にて実写化したミステリオ。
原作ではヴィランですが、映画では…?
「ミステリオは原作だと、どんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
ファン歴9年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!
僕のプロフィールはこちらの記事で
“実写映画での~”の項目では、『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』のストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのミステリオ
ミステリオ
『Spider-Man/Deadpool』#2 ©MARVEL
本名 | クエンティン・ベック |
種族 | 人間 |
主な所属 | シニスター・シックス |
初登場回 | 『The Amazing Spider-Man』#13(1964年) |
これまでの経歴
クエンティン・ベックは映画のスタントマンであり、特殊効果の職人でもあった。
映画のコスチュームや小道具を、多数デザインしていた。
クエンティンは新聞でスパイダーマン/ピーター・パーカーを見て、スパイダーマンの真似をすることを思いついた。
スパイダーマンの能力を何週間もかけて学び、スパイダーマンのコスチュームも作成した。
同時に、彼は自分とは異なる存在を作り出せることに気づいた。
そして特殊なコスチュームを作成し、自らをミステリオと名乗った。
クエンティンはスパイダーマンの姿で強盗を行い、スパイダーマンに世間からの避難を浴びせた。
次にミステリオとしてデイリー・ビューグルに向かい、スパイダーマンをブルックリン橋に誘い出す内容の手紙をJ・ジョナ・ジェイムソンに渡した。
こうしてクエンティンは、ブルックリン橋でスパイダーマンと対決した。
それ以降、スパイダーマンとは度々対立することとなった。
その後、 エレクトロ/マックス・ディロン、クレイヴン/セルゲイ・クラヴィノフ、ヴァルチャー/エイドリアン・トゥームス、サンドマン/フリント・マルコと共にドクター・オクトパス/オットー・オクタビアスに招集された。
打倒スパイダーマンのため、この面々でシニスター・シックスが結成された。
能力や武器
籠手からはスパイダーマンのウェブを溶かすスプレーを発射することができる。
後に炎も発射できるよう改良した。
ブーツの底の側面には多数の穴が開いていて、科学ガスを排出することができる。
ガスは自分の姿を消す際や、相手の視界を遮るために使う。
催眠ガスにより、自分の分身を見せたり、怪物を見せたりすることもできる。
ブーツの底には磁力プレートがついていて、金属の壁に水平に立つことができる。
磁力プレートはバネ式で収納されていて、これにより跳躍が可能。
参考文献
『The Amazing Spider-Man』#13、Annual #1
実写映画でのミステリオ
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
ミステリオ
引用元:Fandom ©MARVEL
本名 | クエンティン・ベック |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
主な登場作品 | 『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』(2019年) |
俳優 | ジェイク・ギレンホール |
これまでの経歴
クエンティン・ベックは、革新的なホログラフィック技術の研究をしていた。
トニー・スタークがMIT/マサチューセッツ工科大学で行ったプレゼンテーションに、その技術が使用されたが、BARF/ゲロと揶揄されてしまった。
クエンティンはスタークに、世界を変える研究だと言ったが、異常と見なされてクビにされた。
その後、彼は様々な分野から人を集めた。
彼の技術と、スターク・インダストリーズの元従業員ウィリアムの開発したドローン兵器を統合させた。
そして、別の地球の戦士クエンティンが怪物と戦うというグートマンの考えたシナリオをもとにコスチュームを作成した。
MITでのプレゼンから約8年後の現在、クエンティンはホログラフィック技術とドローンによって世界各地にエレメンタルズという怪物を出現させる。
彼はメキシコのイステンコに風のエレメンタルズを出現させて、村を破壊した。
現場にニック・フューリーとマリア・ヒル(スクラルのタロスとソレンの擬態)が来た際に土のエレメンタルズを出現させ、クエンティンがコスチュームを纏って現れる。
後日、ヴェネツィアでは水のエレメンタルズを出現させ、そこでピーター・パーカーと出会う。
その夜、フューリーの手引きで正式にピーターと対面する。
イタリア語で謎の男を意味するミステリオとニュースで報じられ、ピーターからそう呼ばれたことで、以降は自らミステリオと名乗る。
クエンティンは、ピーターがスタークから受け継いだ拡張現実防衛システムのイーディスを搭載したメガネの入手を目的とする。
これにより、無数のドローンを操作でき、更なる規模の脅威とヒーロー像の演出が可能となる。
彼は、世界が認め従う最も偉大なヒーローを目指す。
能力や武器
コスチュームは本物を作成しているが、ホログラフィック技術を備えたドローンにより、専用の服の上に投影させたり、全身を作り出すことが可能。
空を飛んでいるように見せたり、両手から緑色の光線を出しているように見せることもできる。
建物や相手の周りに映像を投影して、全く別の空間を見せることもできる。
ミステリオの登場作品
実写作品
ミステリオの活躍する作品は『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』です。
この作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
ミステリオの登場する原作コミック(邦訳)は下記になります。
リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!
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