『ファンタスティック・フォー:カミング・オブ・ギャラクタス』の感想・あらすじ・解説

まとめ
黄金コンビのストーリーとアートを堪能
重要度の高い1冊

カミングオブギャラクタスの表紙

『ファンタスティック・フォー:カミング・オブ・ギャラクタス』 ©MARVEL ©FURYU Corporation

こんちは!
サンドです。

今回は、『ファンタスティック・フォー:カミング・オブ・ギャラクタス』のレビュー記事です。

「ここから読んでいいの?」
「オススメのポイントは?」

などの疑問を、邦訳アメコミ150冊を読んだ僕が解決します!

サンド
サンド

僕のプロフィールはこちらの記事

皆さんが購入される際の手助けとなれば幸いです。
ネタバレは一切ないので、ご安心を。

なお、リーフやオンゴーイングなどのアメコミの形式に関する説明は本記事では省いています。
もしわからない単語などがあったら、こちらの記事も参考にしてみてください。

収録タイトルやクリエイター

出版社ヴィレッジブックス
アシェット
ライタースタン・リー
アーティストジャック・カービー
収録タイトル
  • 『Fantastic Four』#41(1965年8月)※vb版のみ
  • 『Fantastic Four』#42(1965年9月)※vb版のみ
  • 『Fantastic Four』#43(1965年10月)※vb版のみ
  • 『Fantastic Four Annual』#3(1965年10月)
  • 『Fantastic Four』#44(1965年11月)
  • 『Fantastic Four』#45(1965年12月)
  • 『Fantastic Four』#46(1966年1月)
  • 『Fantastic Four』#47(1965年2月)
  • 『Fantastic Four』#48(1966年3月)
  • 『Fantastic Four』#49(1966年4月)
  • 『Fantastic Four』#50(1966年5月)
  • 『Fantastic Four』#51(1966年6月)※アシェット版のみ

あらすじ

内容を全く知らない状態で読みたい方は飛ばしてください。

どんなストーリーなのか少しは確認したい方は、こちらを開いてください。
公式サイトからの引用なので、結末に関するネタバレはありません。

1961年のファンタスティック・フォー誕生以来、ハルク、ソー、アベンジャーズと幾多のヒーローを世に送り出してきたスタン・リーとジャック・カービーのコンビが、その想像力の限りを尽くした名作中の名作!

従来のコミックスのスケールを遥かに超えた壮大なる宇宙魔神ギャラクタスと、その下僕シルバーサーファーに絶望的な戦いを挑むファンタスティック・フォー。
カービーならではの簡潔ながら力感溢れる筆致は必見!

引用元:マーベル・マイルストーンズ広告

どんな作品なのか

本作『ファンタスティック・フォー:カミング・オブ・ギャラクタス』は、オンゴーイングシリーズ『Fantastic Four』の41話~50話をまとめたものです。

41話からと中途半端な始まり方に見えますが、直前のストーリーは解説書で補完されています。
複雑な繋がりもないので、初心者の方でも問題なく楽しめます!

ファンタスティック・フォーは原作では、アベンジャーズやX-MENと並ぶメジャーなチームなので登場も多いですが、単独誌の邦訳は少な目ですね。

ザ・シングがチームを離れるところから物語は始まります。
タイトルにもなっているカミング・オブ・ギャラクタス編ですが、実は終盤の48~50話のみで、インヒューマンズ関連の話がメインです。

ブラックボルト率いるロイヤルファミリーの初登場や、リードスーザンの結婚式、そしてシルバーサーファーとギャラクタスの初登場と、マーベルの歴史としても重要な回が詰まった作品です。

ファンタスティックフォーの48話
※画像は原書で、本作は日本語です

『Fantastic Four』#48 ©MARVEL

クラシックな作品が好きな方や、過去の重要回を解説書でなく自分の目で確かめたい方にもオススメです!

ライターはスタン・リー、アーティストはジャック・カービーという、マーベルの礎を築き上げた黄金コンビです。

※本作はECサイト限定の販売で、現在は絶版でプレ値がついている状態です
しかし、アシェットの『マーベル グラフィックノベル・コレクション』55号(2024年2月21日発売)にて再邦訳されるので、お見逃しなきよう!!

アシェット版はAnnualの3話~51話と、収録話がヴィレッジブックス版とは異なるのでご注意を。

本作前に読むべき邦訳アメコミ

特にないです。

チームのオリジンだけは、映画『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』(2005年)で抑えていた方がいいと思います。

作品の評価・感想

おもしろかった!

1冊で一貫した目的を追っていくというよりは、次々と起こるアクシデントに対応していく作品です。

既存のメデューサというキャラクターにインヒューマンという新たな属性を持たせ、物語を追う内にいつの間にか王家の問題に至っている舵の切り様は見事。

ヴィランとの戦い→地球に潜む異種族→地球の危機と段々スケールアップしていきます。
先の見えないストーリー展開は、流石スタン・リーです!

結婚式ではヒーローもヴィランもこれでもかと言わんばかりに登場し、クロスオーバーを十二分に堪能できます。

スタンならではの、なんでもないキャラ同士の会話も見どころです笑。

ファンタスティックフォーの47話
※画像は原書で、本作は日本語です

『Fantastic Four』#47 ©MARVEL

ジャック・カービーのアートは、力強い線が特徴的です。
キャラの表情が豊かで、戦闘シーンも迫力があります。

実写の写真を使ったコラージュも取り入れ、枠にとらわれない表現をしています。

本作後に読むべき邦訳アメコミ

カミング・オブ・ギャラクタス編は本作で完結します。
最後の方では、今後の伏線がいろいろ張られていますが…。

『ブラックパンサー:暁の黒豹』では、本作直後の『Fantastic Four』の52話と53話が収録されています。
ここでブラックパンサーが初登場となります。

また、『マーベル グラフィックノベル・コレクション』の96号(2025年9月17日発売)『ファンタスティック・フォー:ドゥームズ・デイ』にて本作の続きが読めます。

収録話は上記と一部被りますが、『Fantastic Four』52話~60話です。

ライターとアーティストは、どちらもスタン・リーとジャック・カービーが続投です。
気になった方はチェックしてみては!?

まとめ:『ファンタスティック・フォー:カミング・オブ・ギャラクタス』の総評

GOOD
・先の読めない展開
・見応えあるアート

BAD
・綺麗に完結はしない

重要なエピソード揃いで、ファンタスティック・フォーの入門としてもオススメできる1冊。

他にも邦訳アメコミの感想を書いているので、アメコミカタログなるページも訪れてみてください。
邦訳アメコミの全体感を知りたい方にはこちらの記事もオススメです。

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