映画『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)にて初登場したヴィラン、ユリシーズ・クロウ。
「クロウは原作だと、どんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
ファン歴9年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!
僕のプロフィールはこちらの記事で
“実写映画での~”の項目では、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』~『ブラックパンサー』(2018年)までのストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのクロウ
クロウ
『Black Panther』#166 ©MARVEL
本名 | ユリシーズ・クロウ |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
初登場回 | 『Fantastic Four』#56(1966年) |
これまでの経歴
ユリシーズ・クロウは、音波の王を名乗り、音を実体化させて武器にする技術を持っていた。
音から生物を創れるよう音波変換装置を改良しするため、ヴィブラニウムを求めていた。
ユリシーズは部下を連れて訪れたワカンダで、とうとうヴィブラニウムを発見した。
そして国王のティ・チャカにヴィブラニウムの鉱山を明け渡すよう要求した。
しかし、ティ・チャカは要求に応じなかったため、部下に撃ち殺させた。
ユリシーズらはワカンダ人を次々と殺し、村を焼き払った。
その一方で、部下の一人が音波ブラスターを、ティ・チャカの息子ティ・チャラに奪われた。
ユリシーズは、ティ・チャラの放った音波ブラスターによって右腕を負傷した。
そして撤退を余儀なくされた。
10年後、ユリシーズは負傷した右腕に、自身の発明したフォース・グローブを着けていた。
彼はワカンダの洞窟に隠れ、改良した音波変換装置を使った。
それにより音でできた生物を、ワカンダへ向けて攻撃させた。
そこへブラックパンサー/ティ・チャラがやって来た。
音の生物で応戦するも、ブラックパンサーに音波変換装置を破壊された。
装置は爆発し、洞窟も吹き飛んでしまった。
それでもユリシーズはなんとか助かり、装置にもわずかにエネルギーが残っていた。
彼は最後の手段として、自身を音に変換しようと装置の中に入った。
その結果、彼は音波人間となった。
ユリシーズはブラックパンサーへの復讐を目的とする。
能力や武器
体が固体化した音によってできている。
右手のフォース・グローブからはソニックウェーブを放つ。
その威力は金属を破壊するほど。
わずかな音を動力源にしているため、エネルギー切れは起きない。
参考文献
『Fantastic Four』#53、56
実写映画でのクロウ
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
クロウ
引用元 ©MARVEL
本名 | ユリシーズ・クロウ |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
主な登場作品 | 『ブラックパンサー』(2018年) |
俳優 | アンディ・サーキス |
これまでの経歴
ユリシーズ・クロウは、アフリカで活動している闇の武器商人だ。
かつて、ワカンダにあるヴィブラニウムの盗み方を、ワカンダの王子ウンジョブから教わった。
ユリシーズは250キロのヴィブラニウムを奪い、30年近くワカンダからの追跡を逃れている。
現在はアフリカ海岸の廃船場で商売をしている。
ヒドラのバロン・ストラッカーとも付き合いがあった。
ストラッカーの死後、被験者ワンダ・マキシモフとピエトロが、ウルトロンと共に現れる。
そしてユリシーズは、ウルトロンにヴィブラニウムを売る。
その際ウルトロンに、トニー・スタークの仲間かと問うと、怒りに触れて左腕を切断されてしまう。
そこにアベンジャーズも現れ、乱戦になる。
約1年後、切断された左腕には、ワカンダから仕入れたキャノン付きの義手を装着している。
キルモンガー/ウンジャダカと組んで、ロンドンの博物館からヴィブラニウムの展示品を強奪する。
それをCIAのエヴェレット・ロスに売るため、韓国の釜山へ向かう。
カジノでロスと商談するも、そこには自分を捕らえようとするティ・チャラらワカンダ人が潜んでいた。
能力や武器
左腕の義手には、ヴィブラニウムが使われてている。
音波を放ってガラスなどを割ることができる。
完全に開放すると中からキャノンが出てきて、衝撃波を放つ。
その威力は車を粉々に破壊するほど。
発信機も備わっている。
拳銃も扱う。
クロウの登場作品
実写作品
クロウの活躍する作品は下記になります。
- 『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』
- 『ブラックパンサー』
これらの作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
クロウの活躍する原作コミック(邦訳)は下記になります。
- 『ブラックパンサー:暁の黒豹』
- 『アベンジャーズ:バース・オブ・ウルトロン』
- 『マーベルスーパーヒーローズ:シークレット・ウォーズ2』
リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
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