『アストニッシングX-MEN:ギフテッド』の感想・あらすじ・解説

アストニッシングxmen:ギフテッドの表紙

『アストニッシングX-MEN:ギフテッド』 ©MARVEL ©FURYU Corporation

こんちは!
サンドです。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の次に長い映画シリーズのX-MEN。
映画を観て原作が気になった方もいると思います。

そんな方にオススメしたいのが今作『アストニッシングX-MEN:ギフテッド』。

「どの時期の作品なの?」
「オススメのポイントは?」

などの、今作に関する悩みを解決できる記事となっております。
皆さんが購入される際の手助けとなれば幸いです。

ネタバレは一切ないのでご安心を!

収録タイトルやライター・アーティスト情報

出版社:ヴィレッジブックス
ライター:ジョス・ウェドン
アーティスト:ジョン・カサディ
収録タイトル

  • 『Astonishing X-Men』vol.3 #1(2004年7月)
  • 『Astonishing X-Men』vol.3 #2(2004年8月)
  • 『Astonishing X-Men』vol.3 #3(2004年9月)
  • 『Astonishing X-Men』vol.3 #4(2004年10月)
  • 『Astonishing X-Men』vol.3 #5(2004年11月)
  • 『Astonishing X-Men』vol.3 #6(2004年12月)

あらすじ(かなりざっくり)

サイクロップス/スコット・サマーズとエマ・フロストは新たなX-MENを結成しようと試みます。
そんな中、ミュータント遺伝子を治療して普通の人間に戻れるキュアという薬が開発されます。
一方で何者かによる人質事件も発生し、X-MENは事態の収拾に努めますが…

『Astonishing X-Men』の解説

2004年にスタートしたX-MENの旗艦タイトルが『Astonishing X-Men』vol.3。
ここから新しい物語が展開されていくので、直前のストーリーの繋がりなどを意識する必要はないです。
なので、アメコミ初心者の方にもオススメできる1冊。

登場するキャラクターも、ウルヴァリン/ローガン、サイクロップス、エマ・フロスト、ビースト/ヘンリー・マッコイ、キティ・プライドと映画ではお馴染みの面々です。

そしてなんと、脚本は映画『アベンジャーズ』(2012年)で監督を務めたジョス・ウェドン!
映画を大成功に収めた彼なら、いいストーリーを書いてくれそうじゃないですか!?
と言っても、今作の方が数年前に書かれていますが笑。

1点注意していただきたいのが、この本既に絶版となっています…
ヴィレッジブックスのアメコミガイドにも姿がなく、存在が抹消されています。
X-MENが何か悪いことでもしたのでしょうか…

しかし!
アシェットの『マーベル グラフィックノベル・コレクション』にて、他社からではありますが復刊することになりました!
解説書はないですが、収録タイトルは今作と同じなので、読みたかった方々には嬉しい限りです。

アシェットの『マーベル グラフィックノベル・コレクション』についての詳細はこちらから。

作品の評価・感想

ストーリーがまとまっていて、読みやすいです。
X-MENのメンバーもそれぞれが異なる考えを持っていて、必ずしも同じ方向を向いていない書き方が良い。
新たに登場したキャラや、不審な動きを見せるキャラなど今後の展開が気になるところ。

絵はそこまでうまくないかなと思いました。
個人的にはあまり好みではないです笑。

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『アストニッシングX-MEN:デンジャラス』に今作の続きである『Astonishing X-Men』vol.3の#7~#12が収録されています。
ライターとアーティストは今作と同じです。
続きが気になる方や、今作の作家の描くX-MENをもっと読みたい方はぜひチェックしてみてください。

しかし、例のごとくこちらも絶版。
アシェットさんが出してくれることを祈りましょう。

そしてアストニッシングX-MENの2冊を経て、クロスオーバーイベントの『X-MEN/アベンジャーズ:ハウス・オブ・M』へとストーリーは展開していきます。

まとめ:『アストニッシングX-MEN:ギフテッド』の感想・あらすじ

GOOD
まとまって読みやすいストーリー
今後への気になる布石づくり

BAD
画力がそこまで高くない

X-MEN好きであれば、アメコミ初心者でも問題なく楽しめる1冊です。
今よりは手に入りやすくなると思うので、この機会を逃さないようにしてください。

その他の作品の感想はこちらの邦訳アメコミカタログからどうぞ。

それでは、今回はこのあたりで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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