『デッドプール2』(2018年)で実写化される際に、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でサノスを演じたジョシュ・ブローリンが配役されたことで話題を呼んだケーブル。
「ケーブルは原作だと、どんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
ファン歴10年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!

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“実写映画での~”の項目では、『デッドプール2』ストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのケーブル
ケーブル
『Cable』Vol.3 #1 ©MARVEL
| 本名 | ネイサン・クリストファー・チャールズ・サマーズ |
| 種族 | ミュータント |
| 主な所属 | Xフォース |
| 初登場回 | 『New Mutants』#87(1990年) |
これまでの経歴
出生と病
ネイサン・サマーズは、スコットとマデリーン・プライアーのもとに生まれた。
これはミスター・シニスター/ナサニエル・エセックスによる計略だった。
自身の生みの親であるアポカリプス/エン・サバ・ヌールを超える強力なミュータントを欲したミスター・シニスターは、ジーン・グレイのクローンであるマデリーンをつくり、スコットにあてがった。
幼いころネイサンは、アポカリプスの送ったライダーズ・オブ・ストームに誘拐された。
サイクロップス/スコット率いるXファクターに救出されたが、アポカリプスによって体が生体金属と化すテクノ・オーガニック・ウイルスに感染させられた。
2000年後の未来(アース4935)から来たシスター・アスカニは、自分ならネイサンを救えると言った。
ネイサンにはもう会えないとも告げられたが、サイクロップスはネイサンをシスター・アスカニに託した。
未来での成長
ネイサンは2000年後の未来へ連れて行かれたが、そこはアポカリプスに支配された世界だった。
そこでネイサンは、マザー・アスカニ/レイチェル・サマーズ(別の未来(アース811)から来たスコットの娘)に引き取られた。
ウイルスの完治が困難と思われ、ネイサンのクローン(後のストライフ)がつくられたが、ネイサンはウイルスを耐え抜いた。
マザー・アスカニは、現代からスコットとジーンのアストラル体を呼び寄せ、クローンに憑依させた。
2人のクローンはスリム/スコット、レッド/ジーンと名乗り、ネイサンは10年以上この2人に育てられた。
最終的にネイサンは、スリムとレッドと協力してアポカリプスを倒した。
そしてスリムとレッドは元の時代へと戻ることとなり、ネイサンはスリムに、現在と過去と未来をつなぐケーブルになれ、と言われた。
現代での活動
数十年後、ネイサンはサム・ガズリーが24世紀まで存在していた記録を知った。
ネイサンは生まれた時代に戻り、サムを導くことにした。
現代でネイサンは、ストライフ率いるミュータント・リベレーション・フロントを追っていた。
その最中でフリーダム・フォースとも交戦することとなったが、サム、ロベルト・ダ・コスタ、タビサ・スミスが加勢してきた。
ネイサンはストライフらに対抗するためにも、サムらニューミュータンツの指導者となった。
後にチームにはドミノ(バネッサ・カーラーイル)、ジェームズ・プラウドスター、マリア・カラサントス、シャッタースターが加わり、Xフォースとなった。
能力や武器
テレパシーとテレキネシスが使える。
テレキネシスのほとんどを、左半身のテクノ・オーガニック・ウイルスの進行を止めることに利用している。
生体金属となっている左半身は銃弾をはじく強度を誇る。
左腕の指からはエネルギーを放つことができる。
エネルギーを放つ巨大な銃を使用する。
右足の脛部分にナイフを仕込んでいる。
参考文献
『New Mutants』#87~89、100
『X-Factor』#65~68
『X-Force』#8
『Cable』#6
『Adventures of Cyclops and Phoenix』#1~4
『Cable Annual 1999』
実写映画でのケーブル
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
ケーブル
引用元:Fandom ©MARVEL
| 本名 | 不明 |
| 種族 | 不明 |
| 主な所属 | なし |
| 主な登場作品 | 『デッドプール2』(2018年) |
| 俳優 | ジョシュ・ブローリン |
これまでの経歴
ケーブルは戦時下に生まれ、戦いの中で育った。
彼は人殺しを続けるラッセル・コリンズを止めるために、何度かラッセルの命を狙ったが失敗に終わった。
そしてラッセルの仕返しにより、ケーブルの妻と娘が殺された。
ケーブルは家族の命を救うために、タイムトラベル装置を使って50年前の過去へ飛ぶ。
現代に到着したケーブルは、ラッセルが収容されている刑務所アイスボックスに向かう。
ラッセルを見つけて殺そうと試みるも、ウェイド・ウィルソンに妨害される。
ケーブルは再びラッセルを追う。
能力や武器
左半身が金属になっている。
金属の左腕では、装甲車の扉を破壊できる。
エネルギー状のバリアを展開することも可能。
左手の甲に着けたタイムトラベル装置では、時間を行き来できる。
背負っている巨大な銃は、ダイヤルで弾の威力や種類(実弾や衝撃波など)を変えることができる。
銃は落としても、背中に引き寄せることが可能。
腰のホルスターにはピストルとグレネードランチャー、腹部にはナイフを携えている。
被弾した相手を気絶させる小型の武器や、ピンを外して作動させる小型の円盤状の爆弾も扱う。
ケーブルの登場作品
実写作品
ケーブルの活躍する作品は、『デッドプール2』です。
この作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
ケーブルの登場する原作コミック(邦訳)は主に下記になります。
- 『ベスト・オブ・デッドプール』
- 『X-MEN:メサイア・コンプレックス Vol.1』
- 『AVX:アベンジャーズ VS X-MEN アルファ&オメガ』
リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!







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