日本では、2022年1月に公開予定のトム・ホランド主演映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』。
その予告ではリザードの姿を確認することができました。
リザード自体はCGなので、リス・エヴァンスが演じた人間体での登場があるのか気になるところですね。
本作は他にもMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)以外のヴィランの登場が確定していて、マルチバースの懸け橋となる作品です。
「リザードは原作だとどんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
”実写映画では”の項目では、『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)のストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでは
リザード
『The Amazing Spider-Man』#690 valiant ©MARVEL
本名:カーティス・“カート”・コナーズ
種族:人間
主な所属:なし
初登場回:『The Amazing Spider-Man』#6(1963年)
登場する邦訳アメコミ:『マーベルマスターワークス:アメイジング・スパイダーマン』、『スーペリア・スパイダーマン:ノー・エスケープ』
ヴィランになった経緯
カート・コナーズは妻と息子の3人で、フロリダ州に住んでいた。
彼は元々外科医だったが戦争で右腕を失くして以来、爬虫類の研究者となり世界的権威になった。
体の一部を失っても再生できるトカゲの秘密を解明して人体に応用することで、人間は失った手足を再生できる可能性があるとカートは信じていた。
何カ月もの実験を重ね、トカゲから抽出した血清でウサギの足を再生させることに成功した。
カートがその血清を飲むと新しい腕が生えたが、やがて全身がトカゲの姿になってしまった。
当初は爬虫類による地球の支配を目的としていた。
スパイダーマン/ピーター・パーカーの作った解毒剤によって人間の姿に戻ったが、その後も度々リザードとなってしまう。
人間に戻してくれたことから、ピーターとは協力関係にある。
能力や武器
変身後の皮膚は銃弾を弾く硬度がある。
大木を持ち上げるほどの力もある。
鋭い爪と尻尾を使って攻撃する。
知能は退化しているが、爬虫類を従えることができる。
実写映画では
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
リザード
引用元 ©MARVEL ©SONY
本名:カーティス・“カート”・コナーズ
種族:人間
主な所属:なし
主な登場作品:『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)
俳優:リス・エヴァンス
ヴィランになった経緯
カート・コナーズは世界トップの爬虫類学の権威であり、オズコープで働いている。
彼は失くした右腕を治すため、弱者のいない世界を作るために、リチャード・パーカーと異種間遺伝子交配の研究をしていた。
ところがある日、リチャードは妻のメアリーと研究データと共に姿を消してしまった。
現在カートの遺伝子交配の実験で生き延びた被検体はおらず、崩壊率の問題を解決できずにいる。
しかし、リチャードの息子であるピーターの協力により、トカゲの遺伝子をネズミに注入する実験にCG上で成功する。
このデータを基に薬を開発したが、オズコープの創設者ノーマン・オズボーンが瀕死の状態であることから、人体実験を命じられる。
これを断り、クビになったカートは自らの右腕に薬を注射する。
右腕の再生には成功したが、やがて全身がトカゲの姿になってしまう。
ガナリー装置を使って、人間を進化させることを目的としている。
研究を手伝ってくれていたピーターがスパイダーマンだと知るが、計画の邪魔になるため対立する。
能力や武器
一定時間がたつと人間の姿に戻るが、変身中は筋肉反応や強度が増進し、視力も向上する。
皮膚は傷を負ってもすぐに回復し、尻尾は切断されても再び生えてくる。
鋭い爪と尻尾を使って攻撃する。
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