『ニューアベンジャーズ:セントリー』の感想・あらすじ・解説

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ニューアベンジャーズセントリーの表紙

『ニューアベンジャーズ:セントリー』 ©MARVEL ©FURYU Corporation

2005年からスタートしたニューアベンジャーズシリーズ。
今回は、その2巻目にあたる『ニューアベンジャーズ:セントリー』をレビューしていきます。

「どの時期の作品なの?」
「オススメのポイントは?」

などの、今作に関する悩みを解決できる記事となっております。
皆さんが購入される際の手助けとなれば幸いです。

ネタバレは一切ないので、ご安心を!

なお、リーフやオンゴーイングなどのアメコミの形式に関する説明は本記事では省いています。
もしわからない単語などがあったら、こちらの記事も参考にしてみてください。

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収録タイトルやライター・アーティスト情報

出版社:ヴィレッジブックス
ライター:ブライアン・マイケル・ベンディス
アーティスト:スティーブ・マクニーブン、デビッド・フィンチ
収録タイトル

  • 『New Avengers』#7(2005年7月)
  • 『New Avengers』#8(2005年8月)
  • 『New Avengers』#9(2005年9月)
  • 『New Avengers』#10(2005年10月)
  • 『New Avengers』#11(2005年11月)
  • 『New Avengers』#12(2005年12月)
  • 『New Avengers』#13(2006年1月)

あらすじ

内容を全く知らない状態で読みたい方は飛ばしてください。

どんなストーリーなのか少しは確認したい方は、こちらを開いてください。
公式サイトからの引用なので、結末に関するネタバレはありません。

地上最強のスーパーチーム、アベンジャーズの崩壊から半年、スーパービランばかりを収容した最高警備刑務所ラフトで集団脱獄が発生した。

偶然、その場に居合わせたキャプテン・アメリカら6のヒーロー達は、数十人ものスーパービランを相手に奮闘。

謎のヒーロー、セントリーの介入で辛くも勝利を収める。

その後、手がかりを追って原始の世界サベッジランドへと渡った彼らは、ウルヴァリンと遭遇、事件の裏に国際諜報機関シールド内部に渦巻く陰謀の存在を知る。

一方、ラフトから姿を消したセントリーは、シールドによって捕捉されていた……。

気鋭のライター、ブライアン・マイケル・ベンディスが放つ人気シリーズ第2弾!

謎のヒーロー、セントリーの正体に迫る「セントリー」編、集団脱獄の裏に潜む陰謀を追う「シークレッツ&ライズ」編、二本立てでお届け!

引用元:ヴィレッジブックス作品ページ

作品概要や出版背景の解説

本作『ニューアベンジャーズ:セントリー』は、『ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト』に続くシリーズの第二巻となります。

『New Avengers』の7~10話がセントリー編で、11話以降がシークレッツ&ライズ編です。

前回登場したセントリーが、どのような存在のヒーローなのかが明らかになります。
初登場は2000年のキャラなのですが、設定がやや複雑なので忘れられてたそうです笑。
その辺の話も解説書で触れられています。

この巻で、『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年)に登場が噂されていた組織イルミナティが初登場します。

今回はX-MENサイドからのキャラも多く、サイクロップス/スコット・サマーズやエマ・フロスト、シルバーサムライ/原田健一郎なんかも登場します。

さらにはファンタスティック・フォーやインヒューマンズまで!

また、シークレッツ&ライズ編は日本が舞台で、ローニンが初登場を飾ります。

作品の評価・感想

今回も面白かった。

セントリーという複雑な経緯のキャラを、丁寧に本筋に持ってきたのは見事ですね。

また、本作は結構な数のキャラが登場します。
原作ならではの贅沢なクロスオーバーを味わえますね。

「X-MEN映画のアイツとネトフリのアイツらが手を組むの!?」
と、実写では考えられないキャラ同士の繋がりを見れます。

前作に続き、なにやら裏で動いている黒幕の存在も示唆され、今後の展開にも目が離せませんね!

前後で読みたい関連する邦訳アメコミ

ハウスオブmの表紙 ニューアベンジャーズコレクティブの表紙

『X-MEN/アベンジャーズ:ハウス・オブ・M』、『ニューアベンジャーズ:コレクティブ』 ©MARVEL ©FURYU Corporation

本作の直接の続編は、『New Avengers』14話以降が収録されている『ニューアベンジャーズ:コレクティブ』になります。

しかし、1つ注意点があります。
本作の10話セントリー編まで読み終えたら、クロスオーバー作品『ハウス・オブ・M』に進むことをお勧めします。

なぜか。
下の図を見てください。

ニューアベンジャーズ
セントリー
ニューアベンジャーズ
コレクティブ
ハウス・オブ・M
2005/77
2005/881,2
2005/993,4
2005/10105,6
2005/11117,8
2005/1212
2006/113
2006/214

『New Avengers』と『House of M』は並行してリーフが出版されていました。

また、本作の13話と次の巻の14話は物語が直結しています。
というのも、シークレッツ&ライズ編は11~15話までなので…。

ヴィレッジブックスのページでは、
『ニューアベンジャーズ:セントリー』→『ハウス・オブ・M』→『ニューアベンジャーズ:コレクティブ』
の順に読むようになっています。

しかし、これだと時系列がゴチャゴチャになってしまいます。
ので、セントリー編(本作10話まで)→『ハウス・オブ・M』→シークレッツ&ライズ編(本作11話以降)と読んでください。

ヴィレッジブックスより僕を信じてください笑。

まとめ:『ニューアベンジャーズ:セントリー』の感想・あらすじ・解説

GOOD
・複雑なキャラの丁寧な導入
・原作ならではのクロスオーバーを味わえる

BAD
・時系列が把握しづらい

前回の内容を受けて、ストーリーはどんどん進んでいきます。
と同時に、なにやら不穏な動きも目立ってきます。

まだまだ続きますよ!

今回はこのあたりで。
最期までよんでいただき、ありがとうございました!

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