マーベルでは、本国アメリカでも知名度の低いキャラクターを実写化して、一気に有名になるケースがあります。
今回紹介するスター・ロードもその一人。
1976年に『Marvel Preview』#4で同名のキャラが登場していますが、彼はアース791の人物で今回のキャラとは別人です。
「スター・ロードは原作だとどんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
“実写映画での~”の項目では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)~『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』(2017年)までのストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのスター・ロード
スター・ロード
『Guardians of the Galaxy』Vol.2 #2 ©MARVEL
画像中央
本名 | ピーター・ジェイソン・クイル |
種族 | 人間とスパルトイのハーフ |
主な所属 | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー |
初登場回 | 『Thanos』#8(2004年) |
これまでの経歴
誕生と少年時代
スパルタクスの王子ジェイソンは宇宙船を地球に不時着させた。
メレディス・クイルは彼を救出し、宇宙船を直す間に2人は恋に落ちた。
船の修理を終えたジェイソンは戦争のためにスパルタクスに戻り、メレディスはその後ピーターを産んだ。
ピーターは10代の頃、父親がいないことに対して苛立ちを見せていた。
ある日、スパルタクスの血筋を絶やそうとする異星人バドゥーンが家に襲来し、メレディスは殺害されてしまった。
ピーターはショットガンでバドゥーンを撃退した。
バドゥーンの宇宙船に家を破壊されるが、ピーターは病院で一命を取り留めた。
解放とチーム結成
20年後、ピーターはグラディエイター/カラークらと共に刑務所キルンにいたが、ノヴァ/リチャード・ライダーによって解放された。
そしてピーターは、ノヴァと共にアナイアラスとの戦いに参加した。
ノヴァがアナイアラスを倒した後、今度は機械生命体ファランクスがクリー帝国への侵略を始めた。
アダム・ウォーロックらがファランクスのリーダーだったウルトロンを倒したことで、再び平和が訪れた。
後日、立て続けに起きた銀河の危機を受けてピーターは、危険が広がる前に未然に防ぐ存在が必要だと考えた。
そして、ガモーラ、ロケット・ラクーン、アダム、ドラックス、クェーサー/ファイラ・ベルでチームを結成した。
アース691のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに属するメジャー・ビクトリー/ヴァンス・アストロヴィクと出会ったことで、決めかねていたチーム名を同じものにした。
能力や武器
スパルトイのハーフでもあるため、普通の人間よりも肉体は強靭。
マスクを被っていることで、宇宙空間での活動が可能。
2丁の拳銃を用いて戦う。
参考文献
『Thanos』#8
『Annihilation』#1~6
『Annihilation: Conquest』#1~6
『Guardians of the Galaxy』Vol.2 #1、2
『Guardians of the Galaxy』Vol.3 #0.1
実写映画でのスター・ロード
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
スター・ロード
引用元 ©MARVEL
本名 | ピーター・ジェイソン・クイル |
種族 | テラン/地球人とセレスティアルのハーフ |
主な所属 | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー |
主な登場作品 | 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年) |
俳優 | クリス・プラット |
これまでの経歴
少年時代
1988年、ピーター・クイルは母親メレディスの最期を看取った。
悲しみのあまり病院を飛び出すと、傭兵軍団ラヴェジャーズの宇宙船に連れ去られた。
リーダーのヨンドゥはピーターの父親エゴに頼まれて回収したが、エゴが他の子どもたちを計画の犠牲にしているのを知り、ピーターを引き渡さなかった。
それ以降、ピーターはヨンドゥにラヴェジャーズの一員として育てられ、戦い方を仕込まれた。
チーム結成
2014年、ピーターはヨンドゥより先に惑星モラグで、インフィニティ・ストーンの1つオーブを盗む。
オーブを売るためにザンダーへ行くが、ロナンの命でオーブを取り返そうとするガモーラ、懸賞金のためピーターを捕らえようとするロケットとグルートとの乱闘になる。
そして全員がノバ軍に捕らえられ、キルン刑務所へと入れられる。
だが、刑務所内で知り合ったドラックスを加えた5人で脱獄を果たす。
ピーターらは、オーブを売りにコレクター/タニリーア・ティヴァンのもとへ向かう。
しかし、ドラックスがロナンをおびき寄せ、オーブはロナンと共にいたネビュラに回収されてしまう。
ロナンはオーブを使ってザンダーを滅ぼすことを目的としていた。
ピーターは、自分たちは多くを失ったが、今度の人助けのチャンスは失うべきでないと4人に訴える。
彼らは銀河を救うために団結する。
父親との決別
その後エゴと再会するが、エゴがメレディスの頭に腫瘍を入れたことを知り、チーム全員でエゴを倒す。
ピーターはその際にヨンドゥに命懸けで助けられ、ヨンドゥこそが本当の父親だと気づく。
メレディスからもらったカセットプレーヤーは何よりも大切なもので、よく音楽を好んで聴く。
能力や武器
ヘルメットは首元のボタンによって、瞬時に展開できる。
宇宙空間での呼吸も可能。
三角錐の道具は、展開すると強力な磁力を発する。
お宝を引き寄せたり、相手をその場に固定させたりする。
ブーツに小型のスラスターを装着していて、太もものボタンを押すことで噴射する。
飛行や宇宙空間での移動も可能。
腰には2丁の銃を携帯している。
銃口が上下2つあり、上からはエネルギー弾を、下からは相手を麻痺させる弾を放つ。
エネルギー状のロープは、相手に投げつけて拘束することができる。
スター・ロードの登場作品
実写作品
スター・ロードの活躍する作品は、下記になります。
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』
- 『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』
- 『アベンジャーズ エンドゲーム』
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』
これらの作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
スター・ロードの登場する原作コミック(邦訳)は下記になります。
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:レガシー』
- 『シビル・ウォーⅡ』
- 『インフィニティ・ウォーズ』
リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!
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