『シャン・チー テン・リングスの伝説』(2021年)の予告編でまさかのアボミネーションが再登場することが判明しました。
また、Disney+/ディズニープラスで配信予定のドラマ『シーハルク』(タチアナ・マスラニー主演)では、人間の姿でも登場するようです。
10年以上前のキャラクターが今後も活躍してくれるのが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の良さですよね。
「アボミネーションは原作だとどんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
”実写映画での~”の項目では、『インクレディブル・ハルク』(2008年)のストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのアボミネーション
アボミネーション
『Hulk』Vol.3 #2 ©MARVEL
本名:エミル・ブロンスキー
種族:人間
主な所属:なし
初登場回:『Tales to Astonish』#90(1967年)
登場する邦訳コミック:『ハルク:レッドハルク』
これまでの経歴
エミル・ブロンスキーはアメリカに潜入していたソビエト連邦のスパイだった。
彼はブルース・バナーの研究所でガンマ線の機械の写真を撮る任務に就いていた。
何枚か写真を撮ったところで、ブルースが研究所に入って来た。
ブルースはハルクの危険性を感じ、ガンマ線の機械を自らに使ってハルクを滅ぼそうとしていた。
しかし、機械のセーフティーを解除したところで憲兵に捕まった。
エミルはその機械に近づき、足元のスイッチを押して大量のガンマ線を浴びてしまった。
その結果、緑色の巨人へと変身した。
そして自分と同じような力を持つハルクを倒すことを目的とした。
能力や武器
鉄塊を持ち上げたり、破壊したりする怪力をほこる。
変身後も知能を維持しているが、人間の姿に戻ることができない。
空高く跳躍して移動する。
参考文献
『Tales to Astonish』#90
実写映画でのアボミネーション
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
アボミネーション
引用元 ©MARVEL
本名:エミル・ブロンスキー
種族:人間
主な所属:なし
主な登場作品:『インクレディブル・ハルク』(2008年)
俳優:ティム・ロス
これまでの経歴
エミル・ブロンスキーはロシアで生まれイギリスで育った。
英国海兵隊で最強と言われる彼は、ブルース・バナー捜索のため、米国陸軍の将軍サンダーボルト・ロスの部隊に加わる。
ブラジルで、変身したブルースの力を目の当たりにしたエミルは、任務の継続をロス将軍に申し出る。
そしてロス将軍が開発した、肉体を強化する血清をごく少量体内に注入して再びブルースの捕獲へと向かう。
強靭な肉体を手に入れたが、変身したブルースの蹴りを受け、全身のほとんどの骨が砕ける重傷を負ってしまう。
しかし、血清のおかげで驚異的な速度で回復した。
再び血清を注入すると背骨が浮き出る変化が生じる。
軍は、ブルースがグレイバーン大学のサミュエル・スターンズ博士に接触しようとしている情報を掴み、ブルースの捕獲に乗り出す。
エミルはハルクのような姿になるため、スターンズ博士を脅してブルースの血液を注入させ、ガンマ線を浴びる。
そしてエミルはスターンズ博士の警告通りアボミネーション/化け物となる。
変身したエミルはハルクと戦うことを望んでいる。
能力や武器
変身後の体には銃弾やミサイルが効かない。
炎にも耐性がある。
車を軽々と持ち上げる怪力をほこる。
変身後も人格を保っていられる。
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