ドクター・ストレンジの原作と映画での能力やオリジン

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日本では、2022年1月に公開予定のトム・ホランド主演映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』に、ドクター・ストレンジの登場が決定しています。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)以外のヴィランの登場も確定していて、マルチバースの懸け橋となる作品です。
2022年5月には、『ドクター・ストレンジ イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』が米国公開予定です。

「ドクター・ストレンジは原作だとどんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」

などの疑問がこの記事で解決されます。

“実写映画での~”の項目では、『ドクター・ストレンジ』(2016年)~『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』(2018年)までのストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。

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原作コミックでのドクター・ストレンジ

ドクター・ストレンジ

原作のドクターストレンジ

『Excalibur』Vol.3 #13 ©MARVEL

本名:スティーヴン・ヴィンセント・ストレンジ
種族:人間
主な所属:なし
初登場回:『Strange Tales』#110(1963年)
登場する邦訳コミック:『ニューアベンジャーズ:セントリー』、『ニューアベンジャーズ:レボリューション』等

これまでの経歴

スティーヴン・ストレンジは天才的な神経外科医だったが、自分の成功に自惚れ、金以外には無関心だった。

ある日、自動車事故に遭った彼は高名な外科医の治療を受けたが、両手の神経に障害が残ってしまった。

二度と外科医の道に戻れないと告げられたが、スティーヴンは到底受け入れられなかった。
不正規な方法も含めてあらゆる治療法を試したが、数カ月で路上生活を送ることになった。

そんな中、どんな病も魔法で治すエンシェント・ワンの噂を聞き、スティーヴンはチベットの王宮へ向かった。

エンシェント・ワンに治療を断られ、魔術を学ぶ申し出を受けるも、スティーヴンは時間の無駄だと一蹴した。

しかし、バロン・モルド/カール・モルドがエンシェント・ワンを襲おうとしているのを知ったスティーヴンは、エンシェント・ワンの弟子となり魔術を学ぶ決意をした。
スティーヴンは数年かけて魔術を体得した。

その後、スティーヴンはハルク/ブルース・バナー、サブマリナー/ネイモア・マッケンジー、シルバーサーファーらとディフェンダーズを結成した。

後にシュマゴラスがエンシェント・ワンを媒介とした際に、本人の意思を汲んで、スティーヴンは師を自ら手にかけた。
そしてステーヴンはソーサラー・スプリームとなった。

クリーとスクラルの戦争後、各ヒーローの所属するコミュニテイからの代表者で団を結成すべきとの案が、アイアンマン/トニー・スタークから出された。

スティーヴンの他に、招集されたブラックボルト/ブラッカーガー・ボルタゴン、サブマリナー、ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ、プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアが賛成してイルミナティが結成された。

能力や武器

様々な魔術を扱う。
自分や他人を、空間を超えて移動させることができる。
まとまった人数を移動させる場合は、自分の周りにいることが条件。

相手に幻影を見せたり、自分たちの姿や声を認識させなくすることもできる。

アストラル体になることで、物体をすり抜けて移動できる。
本人とは遠く離れた場所での移動、会話も可能。

アガモットーの目から放たれる光線は、全てを見通す。
相手の噓偽りや、本来の姿を暴く。

浮遊マントによって魔力を消費することなく飛行が可能。

実写映画でのドクター・ストレンジ

注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください

ドクター・ストレンジ

映画のドクターストレンジ

引用元 ©MARVEL

本名:スティーヴン・ストレンジ
種族:人間
主な所属:なし
主な登場作品:『ドクター・ストレンジ』(2016年)
俳優:ベネディクト・カンバーバッチ

これまでの経歴

スティーヴン・ストレンジは天才的な神経外科医で、非常に裕福な生活を送っている。

ある日、彼は神経学会の晩餐会に車で向かう途中、接触事故を起こしてしまう。
命に別状はなかったものの、複数の靭帯が断裂し、両手の神経は損傷していた。
自ら提案した治療法に金を使い果たし、他の医者にも手術を断られる。

それでも医者の道を諦め切れず、下半身不随の状態から回復した男からカマー・タージという場所の存在を聞いてネパールへ向かう。

暴漢に襲われているところをモルドに助けられ、カマー・タージへ案内される。
そこでエンシェント・ワンと出会い、ステイーヴンは魔術によってこれまでの常識が覆る体験をし、修行を決意する。

多くの本を読み、武術と魔術を訓練し、早い成長を見せる。

カエシリウス率いるゼロッツ/闇の魔術集団の襲撃を受け応戦するも、人の命を救うために医者になったスティーヴンは人を殺すようなことに関わりたくはなかった。

しかし、カエシリウスとの戦いで負傷したエンシェント・ワンが、死に際に遺した「人のためにあれ」という言葉を受けて戦う覚悟を決める。

現在スティーヴンは、ニューヨークのサンクタム/聖域を守っている。

能力や武器

魔術によってエネルギーを異なる次元から引き出し、ムチや剣の形状をした武器を呼び出して戦う。
魔法陣の盾も呼び出すことができ、足場としても活用できる。

スリング・リングを使い、入り口を出現させることで空間を移動できる。

肉体を離れた魂であるアストラル体になることで、物体をすり抜けて移動できる。
意識を失った状態でも、肉体から切り離すことが可能。

空間を、外から感知されず現実世界が影響を受けないミラー次元に包むことができる。

気まぐれな浮遊マントに認められ、宙を浮くことが可能になる。
マントはスティーヴンを援護するよう、ひとりでに動くこともある。

タイム・ストーンが組み込まれたアガモットの目を使い、時間を操ることもできる。
対象は一定範囲に限られる。
相手を永遠のループに陥れることも可能。
時を超えて1400万もの未来の可能性を見ることもできる。

何十人もの分身を出現させることができ、それぞれが魔術っを伴った攻撃が可能。

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