Netflix/ネットフリックスシリーズの『ジェシカ・ジョーンズ』にて初登場し、単独ドラマで主役となったルーク・ケイジ。
「ルーク・ケイジは原作だと、どんなキャラなの?」
「ドラマだとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
ファン歴9年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!
僕のプロフィールはこちらの記事で
“実写ドラマでの~”の項目では、『ジェシカ・ジョーンズ』シーズン1(2015年)~『ルーク・ケイジ』シーズン1(2016年)までのストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのルーク・ケイジ
ルーク・ケイジ
『Luke Cage』#166 ©MARVEL
本名 | カール・ルーカス |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
初登場回 | 『Hero for Hire』#1(1972年) |
これまでの経歴
ハーレムでの暮らし
カール・ルーカスは、相棒のウィリス・ストライカーと共にハーレムのストリートで生活していた。
留守の家を漁ったり、カモから金を奪ったりしては警察から逃げていた。
しかし、カールはそんな日々に嫌気が差して足を洗った。
彼はレヴァ・コナーズをウィリスに紹介したが、ウィリスの入院中にレヴァとの距離を縮めたことで恨みを買うようになった。
カールがレヴァと結婚を考えるようになった頃、ウィリスはコットンマウス/コーネル・ストークスの組織から麻薬を奪っていた。
その麻薬を家に仕込まれ、カールは逮捕されてしまった。
逮捕後にウィリスがレヴァを死なせたと聞いたカールは、ウィリスへの復讐を決意した。
能力を手にした経緯
シーゲート刑務所では、シェイズ/エルナン・アルバレスやコマンチェ/ダリウス・ジョーンズにからまれるも、カールは誰ともつるむ気はなかった。
カールはアルバート・ラッカム警部に目の敵にされていた。
彼のもとにノア・バースタイン博士が訪れ、実験に志願すれば仮釈放に繋がると言われた。
カールは実験を承諾し、刑務所の秘密の実験室に連れていかれた。
そこにはスターク・インダストリーズ製の、細胞再生を活性化させる電磁生化学装置があった。
健康体なカールの体に病原菌が注射され、彼は装置の薬剤に浸かった。
そこにラッカムが現れ、装置の電磁力を限界まで上げた。
耐えられないカールは夢中で拳を振るうと、装置を自力で破壊するほどのパワーが発現した。
彼は実験室の壁を破壊して脱獄し、数か月かけてニューヨークへと戻った。
遭遇した強盗を倒すと店主から礼金を受け取り、雇われヒーローとして生きるアイデアをもらった。
カールはレヴァの墓前で、刑務所暮らしを忘れぬようルーク・ケイジへと改名した。
そして衣装屋でそろえたコスチュームを纏い、事務所を手に入れて雇われヒーローとしての活動を始めた。
ダイアモンドバックと名乗るようになっていたウィリスをおびき寄せようとしていたところ、バースタイン博士と働く医者クレア・テンプルと出会った。
後にルークとクレアは、しばらくの間恋仲となった。
遂にルークはウィリスと対決し、ウィリスは自分の武器で自爆した。
ヒーローとしての活動
ルークはヒーロー活動を続けるも、他のヒーローだけが紙面で取り上げられることに怒りを覚えた。
彼はヒーロー名がないことが原因だと思った。
アイアンマン/トニー・スタークと共闘した際に、パワーマンというヒーロー名を思いつき、以降はそう名乗るようになった。
その後、ブッシュマスター/ジョン・マクアイバーにクレアとバースタイン博士を人質にとられ、ルークは誤解からアイアンフィスト/ダニー・ランドと戦うこととなった。
しかし、最後には共にブッシュマスターのもとから2人を救出した。
その後も共闘し、ルークとダニーは良いコンビとなった。
現在はコスチューム姿を改め、ルーク・ケイジの名で活動している。
ジェシカ・ジョーンズとの間に娘が生まれ、その後結婚した。
能力や武器
薬品の実験により細胞が変化し、皮膚が鋼鉄のようになっている。
銃弾を受けても軽いアザが残る程度で済む。
ナイフでも傷がつかず、炎も効かない。
高層ビルから飛び降りても無傷で着地できる。
車を素手で投げ飛ばすほどの力がある。
拳で鉄を破壊することもできる。
参考文献
『Hero for Hire』#1、2
『Power Man』#17、48、49
実写ドラマでのルーク・ケイジ
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
ルーク・ケイジ
引用元:Fandom ©MARVEL
本名 | カール・ルーカス |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
主な登場作品 | 『ルーク・ケイジ』シーズン1(2016年) |
俳優 | マイク・コルター |
これまでの経歴
少年時代
カール・ルーカスは、牧師の父ジェームズと母エタのもとに生まれた。
2年前にジェームズと秘書デイナ・ストライカーの間にウィリスが生まれていたが、ウィリスが腹違いの兄ということはカールに隠されていた。
カールとウィリスは一緒に育ち親友となった。
2人は街で悪さもしていた。
ある日、車を盗んで乗り回していたが、警察に見つかり裁判にかけられた。
ジェームズが裁判長を説得したことで、カールは海兵隊に入ったが、ウィリスは少年院に入れられた。
能力を得た経緯
カールはウィリスの恨みを買い、その後ハメられてシーゲート刑務所送りとなった。
刑務所のセラピーで心理学者のレヴァ・コナーズと出会う。
レヴァは、ノア・バースタイン医師が行っている実験の被験者を選別する役割だった。
看守のアルバート・ラッカムに目を付けられ、グルの囚人シェイズ/エルナン・アルバレスとコマンチェ/ダリウス・ジョーンズに襲われるも返り討ちにした。
カールは、ラッカムに地下での囚人同士の闘技大会への参加を強要され、バースタイン医師に実験の対象とされていた。
しばらくの間大会に参加したが、ラッカムの証拠を集めて大会を閉鎖させようとした。
しかし、シェイズとコマンチェに瀕死の状態まで暴行された。
バースタイン医師は、アワビの貝殻のDNAを用いて人工皮膚の研究をしていて、運び込まれたカールのDNAとの融合を試みた。
カールは装置の中に入れられて注射を打たれ、酸性の薬剤に浸けられると、そこにラッカムが現れた。
ラッカムは装置を操作して危険な域まで温度を上げた。
カールの傷はみるみる回復し、装置は爆発した。
カールは壁を殴るとひびが入る強度の皮膚になっていた。
壁を壊して脱獄を果たした彼はレヴァのもとへ向かった。
そしてルーク・ケイジと名乗ることにした。
ヒーローになるまで
その後、ルークはレヴァと結婚したが、レヴァはキルグレイブに洗脳され、同じく洗脳されていたジェシカ・ジョーンズに殺害されてしまった。
ルークは、レヴァの死はバスの事故だと聞かされていた。
現在は、ヘルズキッチンでバーを開いている。
そこでジェシカと知り合い、一夜を過ごして恋人となる。
しかし、レヴァの事故を調査していると、ジェシカから自分が殺したと告白される。
後日、ルークはキルグレイブに洗脳されてジェシカと戦わされる。
ジェシカにショットガンで頭を撃たれ、クレア・テンプルが働く病院へ運び込まれる。
彼は無事に目覚めたが、ジェシカのもとを去る。
その後レヴァの故郷ハーレムに移り、昼間はポップの理髪店で、夜はコットンマウス/コーネル・ストークスのハーレム・パラダイスで働いている。
静かに暮らすことを望んでいたが、理髪店で働いていたチコがコットンマウスの取引に手を出して追われる立場になったのを機に、力を人助けに使うようになる。
能力や武器
アワビのDNAを用いた実験により、皮膚が鋼鉄のようになっている。
銃弾をはじき、電動ノコギリでも傷がつかない。
ロケットランチャーも効かない。
180キロのタイヤを軽々と投げ飛ばし、車のドアを折り畳むほどの力をほこる。
40メートルを3秒72で走る瞬発力もある。
ルーク・ケイジの登場作品
実写作品
ルーク・ケイジの活躍する作品は、下記になります。
- 『ジェシカ・ジョーンズ』シーズン1
- 『ルーク・ケイジ』シーズン1、2
- 『ディフェンダーズ』
これらの作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
ルーク・ケイジの登場する原作コミック(邦訳)は主に下記になります。
- 『ルーク・ケイジ:無慈悲の街』
- 『ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト』
- 『X-MEN/アベンジャーズ:ハウス・オブ・M』
- 『アベンジャーズ&X-MEN:アクシス』
- 『シークレット・エンパイア1』
リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
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