原作では活躍の場が多くなかったが、映画化によって一気に知名度が上がったアントマン/スコット。
「アントマンは原作だと、どんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
ファン歴9年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!
僕のプロフィールはこちらの記事で
”実写映画での~”の項目では、『アントマン』(2015年)のストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのアントマン
アントマン
『Marvel Premiere』#47 ©MARVEL
本名 | スコット・エドワード・ハリス・ラング |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
初登場回 | 『Marvel Premiere』#47(1979年) |
これまでの経歴
スコット・ラングは、不法侵入の罪で捕まって服役していた。
模倣犯と認めらたことに加え、電子工学の才能を見込まれて、出所の際にスターク・インターナショナルの面接を所長にセッティングしてもらった。
スコットは全うに生きることを決め、雇い主のトニー・スタークもスコットの設計した警備システムに感心していた。
アベンジャーズマンションへ、警備システムの導入の手伝いもした。
ある日、娘のキャシーが心臓病で倒れてしまった。
スコットは、エリカ・ソンドハイムの最新技術ならキャシーを治療できるかもしれないと医者に言われ、会いに行った。
ソンドハイムに声をかけたが、スコットは車から伸びたダレン・クロスの腕に投げ飛ばされた。
そしてソンドハイムは車で連れ去られてしまった。
車はクロス・テクノロジカル・エンタープライゼスに入っていった。
スコットは、ここへ押し入ってでもソンドハイムに会うと決意した。
その夜、彼はクロス社へ攻め入る人材を雇う資金を用意するため、屋敷に忍び込んだ。
そこはハンク・ピムの屋敷で、スコットはアントマンのスーツを発見し、それを持ち出した。
自宅に戻ってスーツを着用し、アリの力を借りてクロス社に侵入した。
ソンドハイムを見つけたが、クロスも一緒だった。
クロスは自身の心臓病のため、浮浪者の心臓の移植手術をソンドハイムに強いていた。
1度は敗北するも、再戦した際にクロスは心臓の負荷で倒れた。
救出のお礼にと、ソンドハイムにキャシーを手術してもらい、無事成功した。
そこへイエロージャケット/ハンクが現れ、スコットは正式にスーツを譲り受けた。
彼はヒーローとしての活動を始め、アイアンマンやアベンジャーズの助けとなった。
能力や武器
ベルトの装置からガス状のピム粒子を吸入することで、体のサイズを縮小させられる。
元の大きさに戻る際には、巨大化用のガスを吸う。
縮小しても元のサイズの筋力を維持できる。
サイバネティックヘルメットから発する電磁波により、アリとの意思疎通が可能。
大群を率いて攻撃させたり、落とし穴を作らせたり、物を運ばせたりする。
アリの上に乗って、地上や空中を移動することもできる。
参考文献
『Avengers』#181
『Marvel Premiere』#47、48
実写映画でのアントマン
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
アントマン
引用元 ©MARVEL
本名 | スコット・ラング |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
主な登場作品 | 『アントマン』(2015年) |
俳優 | ポール・ラッド |
これまでの経歴
スコット・ラングは凄腕の泥棒だった。
客から法外な料金を取っているヴィスタの防犯システムに侵入して客に払い戻し、記録を公開した。
彼はこの件で逮捕されて3年間刑務所にいた。
マギーとは離婚して娘のキャシーとも離れてしまったが、出所後は娘のためにも足を洗う決意をする。
サーティワンで働くも、犯罪歴が知られてクビになってしまう。
スコットは刑務所仲間のルイスが持ってきた儲け話に乗ることにする。
老人の家に忍び込んで強固な金庫を破るが、そこには奇妙なスーツしかない。
それを持ち出して家で着てみるが、スーツのボタンを押すと体が縮小してしまった。
そんな恐怖体験をした彼は、老人の家にスーツを返したところで警察に捕まってしまう。
スコットは、留置所に面会に来た家主のハンク・ピムに、スーツをわざと盗ませたと聞かされる。
そしてハンクの操るアリが持ってきたスーツを着て留置所から脱走する。
脱走の途中で意識を失ってしまい、気づくとハンクの家にいた。
ハンクは、ダレン・クロスが開発したスーツ、イエロージャケットの技術を悪用されることを恐れていた。
スコットはキャシーのためにもアントマンになり、イエロージャケットを盗んでデータを破壊する依頼を受ける。
彼はスーツの技術を使いこなすための訓練を受ける。
ハンクの娘ホープ・ヴァン・ダインから武術を習い、アリに関する知識をつける。
侵入の訓練では、信号デコイの試作品をアベンジャーズ基地から奪う任務を遂行する。
その際、ファルコン/サム・ウィルソンと戦闘になるも、無事切り抜ける。
その後、スコットはハンクやルイスらと共に、イエロージャケットを盗むためにピム・テックへ向かう。
能力や武器
スーツのベルトにピム粒子を装填し、右手のスイッチを押すことで体が縮小する。
縮小時の力は90kgの男性に値し、本気で人を殴れば殺せてしまう。
ヘルメットは、縮小時の脳の組織を保護する役目がある。
耳に着けた装置で、電磁波を使って嗅覚中枢を刺激することで、アリに自在に指示を出せる。
サシハリアリは弾丸アリとも呼ばれ、相手に強烈な痛みを与える。
ヒゲナガアメイロアリは電気を使え、電子機器を破壊できる。
クロオオアリは羽があり、乗って地上や空中を移動することもできる。
アカカミアリは大群で連結し、足場を作ってくれる。
付着した物体を縮小させる赤いディスクと、拡大させる青いディスクがベルトに収納してある。
アントマンの登場作品
実写作品
アントマンの活躍する作品は、下記になります。
- 『アントマン』
- 『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』
- 『アントマン&ワスプ』
- 『アベンジャーズ エンドゲーム』
- 『アントマン&ワスプ クアントマニア』
これらの作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
アントマンの活躍する原作コミック(邦訳)は主に下記になります。
- 『オリジナル・シン』
- 『アントマン:セカンド・チャンスマン』
- 『シークレット・エンパイア1』
- 『インフィニティ・ウォーズ』
リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
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