ファルコン/サム・ウィルソンの原作と映画での能力やオリジン

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2014年のクリス・エヴァンス主演『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』で登場し、ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(2021年)では主役を担ったファルコン。

今後も活躍が期待できそうです。

「ファルコンは原作だとどんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」

などの疑問がこの記事で解決されます。

“実写映画での~”の項目では、『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』(2014年)~『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』までのストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。

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原作コミックでのファルコン

ファルコン

原作のファルコン

『Avengers』Vol.3 #64 ©MARVEL
本名サミュエル・トーマス・“サム”・ウィルソン
種族人間
主な所属なし
初登場回『Captain America』#117(1969年)


登場する邦訳コミック

これまでの経歴

ヒーローになるまでの経緯

サム・ウィルソンは、牧師の父ポールと母ダーリン、妹のサラと共にハーレムで暮らしていた。
子供の頃から鳥の扱いに慣れていて、街で最大の鳩小屋を持っていた。

サムが11歳の時にポールは喧嘩の仲裁に入って殺され、その数年後にダーリンは強盗に射殺されてしまった。

過酷な生活から組織犯罪に手を染めるようになり、スナップと呼ばれるようになった。

サムは組織の金を回収する仕事でリオデジャネイロに向かい、飛行機の中でその金を奪おうとした。
しかし、パイロットに抵抗されて飛行機は墜落してしまい、ナチスの残党エグザイルズがいる小島に流れ着いた。

その島にいたレッド・スカルの扱うコズミック・キューブによって、鳥類と交感できる能力を得て、記憶と人格を善良な人間へと書き換えられた。

また、ハヤブサのレッドウィングをパートナーに迎えた。
全てはレッド・スカルがキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを倒すために、サムを裏切らせることが目的だった。

人格が変わったサムは島の人々をエグザイルズから守る活動をしていて、レッド・スカルによって島に連れてこられたスティーブと出会った。

島の人々のシンボルとなるためにコスチュームや名前が必要だとスティーブに言われ、サムは緑色のコスチュームを纏ってファルコンと名乗った。

サムはスティーブから近接戦闘の訓練を受け、共にエグザイルズを倒した。
レッド・スカルも打ち負かし、サムはスティーブの良きパートナーとなった。

翼の入手と過去の記憶

後にコスチュームは赤色に変更した。

ブラックパンサー/ティ・チャラによってワカンダに招かれたサムは、グライダーウィングを受け取って飛行が可能となった。

さらわれたペギー・カーターとガブリエル・ジョーンズを救出するため、キャプテンと共にレッド・スカルのもとに向かった際、レッド・スカルの掛け声によってサムは我を失った。
レッド・スカルは当初の計画通り、キャプテンを殺すためにサムを操って戦わせた。

その後サムは正気に戻り、犯罪に加担していたスナップ時代の記憶も思い出したが、再びヒーローとして活動する道を選んだ。

(近年、スナップ時代の記憶はレッド・スカルがサムを陥れるための嘘の記憶で、サムはもとより善良な人間だったという設定に改変された)

能力や武器

左腕のグローブには小型のかぎ爪が収納してある。
相手に向けて射出することが可能。
翼がなかった時期は、これを建物に引っ掛けて移動していた。

鳥類との意思疎通ができる。
レッドウィングの見た光景は、サムの頭の頭に送られてくる。
これにより、離れた敵の位置を知ることもできる。

グライダーウィングのジェットパワーによって飛行が可能。
パワーは太陽光によって充電される。
頭脳とリンクしていて、集中しないとコントロールできない。

参考文献

『Captain America』#117~119、170、186、190、277

実写映画でのファルコン

注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください

ファルコン

映画のファルコン

引用元 ©MARVEL
本名サム・ウィルソン
種族人間
主な所属アベンジャーズ
主な登場作品『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)
俳優アンソニー・マッキー

これまでの経歴

ヒーローになるまでの経緯

サム・ウィルソンはルイジアナ州のデラクロワで生まれ育った。
父ポールと母ダーリン、姉のサラと暮らしていて、両親はウィルソン漁業を営んでいた。
生活は大変で、サムは「世界を変えに行く」とよく言っていた。

父親の死後は家を離れ、軍のパラシュート隊となった。
サムは翼を展開する装備を着け、ファルコンとして活動していた。

しかし、任務で相棒を亡くしたことで戦う意味を見いだせなくなり、今は退役軍人省で働いている。

スティーブ・ロジャースとは、公園でのランニングを通じて親しくなった。

サムは、ヒドラが潜むS.H.I.E.L.D./シールドに追われる身となったスティーブとナターシャ・ロマノフを匿い、2人への協力を決意する。

2人の協力でフォート・ミード基地にある装備を回収し、サムは再びファルコンとなった。

ウィンター・ソルジャー/ジェームズ・バーンズの妨害を受けながらもキャプテン・アメリカらと共に、ヒドラが敵になり得る存在をヘリキャリアで抹殺するインサイト計画を止める。

約1年後、新たなコスチュームを纏い、ウォーマシン/ジェームズ・ローズヴィジョンワンダ・マキシモフと共にアベンジャーズに加わる。

アベンジャーズでの活動

それから約1年後、アベンジャーズを国連委員会の監視下に置くソコヴィア協定をめぐってヒーローたちは対立する。
サムは、スティーブと同じく反対派に就く。

そしてベルリンでキャプテンやウィンター・ソルジャーを逃す手助けをしたことで、ラフト刑務所に入れられる。
しかしスティーブに救出され、以後も行動を共にする。

2年後、サノス率いるブラックオーダーの脅威からヴィジョンを守るため、キャプテンらと共にワカンダでの戦いに参加する。
しかし、サノスがインフィニティストーンの力を行使したことでサムは消滅してしまう。

5年後、アベンジャーズの尽力によって消滅した人々は戻り、サムもアベンジャーズとサノスらの戦いに合流する。

この戦いに勝利した後、スティーブはインフィニティストーンを元の時代に戻す旅に出るが、帰りはタイムトラベルをせずに自分の人生を生きる道を選んだ。

サムは再会したスティーブからキャプテン・アメリカの盾を受け取る。

能力や武器

戦闘では2丁の拳銃を扱う。

背中の装備のジェット噴射によって飛行が可能。
翼は自在に出し入れできる。
緊急着陸のためのパラシュートも格納されている。

改良された背中の装備には小型のミサイルとレッドウィングが格納されている。
どちらも左腕のパネルで操作する。

レッドウィングには小型の銃器が備わっている。
カメラも搭載されていて、X線スキャンによって内部の情報を知ることができる。
その映像はゴーグルで確認できる。
後に3機まで出撃させるようになる。

ファルコンの登場作品

実写作品

ファルコンの活躍する作品は、下記になります。

  • 『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』
  • 『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』
  • 『アベンジャーズ エンドゲーム』
  • 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』

これらの作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。

ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。

大きな魅力はこの2点。

  • ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
  • マーベル映画50作品以上が見放題

ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!

詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。

原作コミック

ファルコンの登場する原作コミック(邦訳)は下記になります。

リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。

「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!

原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。

本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!

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