引用元 ©MARVEL ©FURYU Corporation
こんちは!
サンドです。
ロバート・ダウニー・Jrが主演を務めた『アイアンマン』(2008年)によって、アイアンマンというキャラの知名度は一気に上がり、今やかなりの人気を誇っているヒーローです。
そんなアイアンマンの原作コミック『アイアンマン:エクストリミス』のレビューをしていきます。
「どの時期の作品なの?」
「オススメのポイントは?」
などの、今作に関する悩みを解決できる記事となっております。
皆さんが購入される際の手助けとなれば幸いです。
『アイアンマン:エクストリミス』の基本情報
出版社:ヴィレッジブックス
ライター:ウォーレン・エリス
アーティスト:アディ・グラノフ
収録タイトル
『Iron Man』Vol.4 #1(2005年1月)
『Iron Man』Vol.4 #2(2005年2月)
『Iron Man』Vol.4 #3(2005年3月)
『Iron Man』Vol.4 #4(2005年10月)
『Iron Man』Vol.4 #5(2006年3月)
『Iron Man』Vol.4 #6(2006年5月)
あらすじ(かなりざっくり ネタバレなし)
ある研究機関で、投与すれば超人兵士に匹敵する肉体を得るエクストリミスに関する事件が起きました。
その研究機関で働くマヤ・ハンセンからトニー・スタークに連絡があり、トニーは事件の収拾に努めます。
概要-どんなアメコミか
『ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト』の記事でも紹介しましたが、『Iron Man』Vol.4は2005年に『New Avengers』と共にスタートしたタイトルです。
これまでのマーベルの流れを断ち切り、新たな方向性を示したシリーズの1つです。
新たにスタートしたシーズンの1巻から収録されているので、初めてアメコミに手を出す方にもオススメできる1冊です。
物語も1冊で完結するので、とっつきやすいかと。
タイトルからもわかる通り、『アイアンマン3』(2013年5月)の原案となった作品でもあります。
映画に登場したマヤ・ハンセン(演:レベッカ・ホール)、アルドリッチ・キリアン(演:ガイ・ピアース)などのキャラクターも登場します。
作品の評価・感想
アディ・グラノフのアートがかなりリアルで、アイアンマンのスーツもスタイリッシュに描いてくれています。
実はアディは映画『アイアンマン』(2008年)のスーツデザインにも携わっている人物です。
床に拳を着ける床ドンポーズも表紙のイラストが発祥です。
ストーリーもシンプルでわかりやすくまとまっています。
個人的には、トニー・スタークという人物の内面的個性をもう少し深堀してほしかったなというのが正直なところです。
また、ヴィランもあまり魅力的なキャラクターではありませんでした。
関連する邦訳アメコミ
引用元1、引用元2 ©MARVEL ©FURYU Corporation
『Iron Man』Vol.4の続きは少し間が空いてしまうのですが、いくつか邦訳されています。
#13、#14は『アイアンマン:シビル・ウォー』に、#21~#28は『アイアンマン:ホーンテッド』に収録されています。
『アイアンマン:ホーンテッド』は個人的に、絵のクオリティも脚本のクオリティも高い1冊だと思いました!
気になる方はぜひ手に取っていただきたい1冊です。
アイアンマンはマーベルの本筋にあたるでも中心人物として活躍しています。
ぜひ邦訳コミックでもアイアンマンの世界を深掘りしていってください。
アイアンマン:エクストリミスのレビューまとめ
GOOD
アディ・グラノフのリアルなイラスト
シンプルで読みやすいストーリー
BAD
トニースタークの掘り下げがもっと欲しかった
ヴィランに魅力がない
アメコミ初心者の方も手に取りやすい1冊です。
興味を持たれた方は是非ご一読を。
それではこのあたりで。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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