スパイダーマン映画の順番は|ヴェノムなどのシリーズの違いも解説

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結論
まずはサム・ライミ版から
ノー・ウェイ・ホームまでには全部観たい

こんちは!
サンドです。

こちらの記事でスパイダーマン映画の1作目を、MARVEL/マーベル映画を観始めるにあたって最初に観ることをオススメしました。


ただ、スパイダーマンの映画は何種類かあり、少し複雑です。

「なんで俳優違うの?」
「全部繋がってるの?」

そんな疑問を、ファン歴10年で50本以上のマーベル映画を観た僕が解決します!

サンド
サンド

僕のプロフィールはこちらの記事

最新作の『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』に向けても参考にしていただけたら幸いです。

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サム・ライミ版スパイダーマン

スパイダーマンのポスター

引用元 ©MARVEL ©SONY
  • 『スパイダーマン』(2002年)
  • 『スパイダーマン2』(2004年)
  • 『スパイダーマン3』(2007年)

このシリーズがスパイダーマン映画の元祖となります。
シリーズを手掛けるサム・ライミ監督は、スパイダーマンの原作の大ファンだそうです。

主人公である、スパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるのはトビー・マグワイア。

これからマーベル映画を観始める方は、まずこのシリーズから観ておけばオッケーです

先にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)から観始めた方でも、『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』を観る前までには1作目だけでも観ておくことをオススメします
理由は後ほどお話しします。

実は、スパイダーマンの映画化権はソニーが持っています。
スパイダーマンの映画を作るにあたって、マーベルがソニーに権利を売却したからです。

そのため、サム・ライミ版と次に紹介するアメイジング・スパイダーマンは、ソニーの傘下にあるコロンビア・ピクチャーズによって制作されました。

アメイジング・スパイダーマン

アメイジング・スパイダーマンのポスター

引用元 ©MARVEL ©SONY
  • 『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)
  • 『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)

今までの流れを断ち切り、俳優や設定を新たにして作品が展開されます。
これを映画業界などでは、リブートといいます。

主人公はスパイダーマン/ピーター・パーカーなんですが、演じるのはアンドリュー・ガーフィールド。
監督はマーク・ウェブ。

本作(以降アメスパ)はサム・ライミ版とは全く関係がなく、ストーリー展開はゼロからのスタートです。

マーベルとソニーとの契約時、スパイダーマンの映画が5年9か月作られなければ、ソニーは映画化権を失うこととなっていました。

そこで作られたのがこの作品。
2の続きもやる予定だったそうですが、打ち切りとなりました…

まぁ、時間があったら観ておけばいいと思います。
そこまで優先度は高くないので、先にMCUを観始めることをオススメします。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版 スパイダーマン

スパイダーマン ホームカミングのポスター

引用元 ©MARVEL ©SONY
  • 『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』(2016年 初登場回)
  • 『スパイダーマン ホームカミング』(2017年)
  • 『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』(2019年)
  • 『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)

再びスパイダーマン映画のリブートです。
今回スパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるのは、トム・ホランド。
監督はジョン・ワッツ。

こちらもサム・ライミ版、アメスパとの関係はないです(最新作によって事情が変わりました。詳しくは後述)。

注意してほしいのは、このシリーズはMUCに含まれているということです。
「MCUってなに?」
という方はこちらの記事をどうぞ。

MCU版スパイダーマンの初登場は『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』で、『スパイダーマン ホームカミング』はその直後のお話となっています。

間違えても『スパイダーマン ホームカミング』を先に観るということがないように注意してください。

また、先ほど『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』までにはサム・ライミ版1作目だけでも観ておくべきと言いました。
なぜなら、MCU版ではスパイダーマンのオリジンが描かれていないからです。

サム・ライミ版、アメスパのどちらでも、ピーター・パーカーという人間が、いかにしてスパイダーマンになったのかというストーリーが展開されます。

ただ、この両シリーズを観ている人からすれば、もう十分オリジンはわかったよという状態です。

そこでMCU版では、ピーターがすでにスパイダーマンとして活動している状態でストーリーが進んでいきます。

なので、初めてマーベル作品に触れたという方であれば、「スパイダーマンはこういうキャラクターだよ」と説明してくれているサム・ライミ版から入ることをオススメします。

依然ソニーが映画化権を持っているわけですが、MCU版はマーベル・スタジオが作っています。
どういうことかというと…。

マーベル側でスパイダーマンを使った作品を作っていいが、映画の配給はソニーが行う。
映画の利益はすべてソニーが手にするが、グッズの利益はすべてマーベルが得る。

という契約が両社間で合意されたため、MCUにスパイダーマンが合流できたのです。

マルチバースが展開される『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』

ノーウェイホームのポスター

引用元 ©MARVEL ©SONY

日本では2022年の1月に公開される、MCU版スパイダーマンの最新作『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』。

予告をご覧になった方はご存じだと思いますが、ヤバいです。
凄いことになってきました。

僕も興奮状態で公開日を待ち望んでいるので、長々と文章を書いてしまいそうです。
なので、先にこの章の結論を書かせていただきます。

この作品を観る前に、過去のスパイダーマン映画は全て観た方がいい。

「おい、ふざけんなサンド! 話が違うぞ!」
「繋がりはないんじゃないのか!?」

とお怒りの皆様。
ちゃんと説明いたしますので、落ち着いてくださいまし。

サム・ライミ版、アメスパ、MCU版。
この3シリーズに繋がりはないと説明してきました。

これは嘘ではないですし、制作側も当初は関連づけることは想定していなかったでしょう。

しかし、本作ではこれまでのシリーズからヴィランが複数登場することが確定しています。

サム・ライミ版からはグリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーンドクター・オクトパス/オットー・オクタビアスサンドマン/フリント・マルコが。

アメスパからは、エレクトロ/マックス・ディロンリザード/カート・コナーズが登場します。

俳優も、ウィレム・デフォー、アルフレッド・モリーナ、ジェイミー・フォックスの続投が決定しています。

これまで全く関連のないものとして作られてきた作品群を、1つの作品で合流させてしまおうというのです。

関連のなかった作品の世界も、様々な世界観の1つとみなします。
これをマルチバースといいます。

ホントにやってくれますマーベルさん。
これにはファンも大喚起でございます。
合流したら嬉しいなとは夢見ていましたが、まさか実現するとは…

ストーリーが展開する中で、どのように過去のヴィランが合流してくるのかは不明です。

ドクター・ストレンジ/スティーヴン・ストレンジがカギを握っているようですが。
天下のマーベルなので、過去のスパイダーマンを観ていなくてMCUだけを追っている人でも、ストーリーを楽しめるようには作ってあると思います。

しかし、過去のシリーズを観ていた方が本作をより一層楽しめることは間違いないでしょう!
優先度低めのアメスパでも、本作までには観ておいていただきたいです笑。

SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)

ヴェノムのポスター

引用元 ©MARVEL ©SONY
  • 『ヴェノム』(2018年)
  • 『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021年)
  • 『モービウス』(2022年4月)
  • 『マダム・ウェブ』(2024年2月予定)
  • 『ヴェノム』(2024年7月予定)
  • 『クレイヴン・ザ・ハンター』(2024年8月予定)

スパイダーマンが主人公ではないのですが、原作コミックでスパイダーマンと対峙してきたヴィランが主人公のシリーズです。
こちらはコロンビア・ピクチャーズが制作。

MCUと同じように作品間で世界観を共有しており、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)といいます。

このシリーズも、基本的にはこれまでのスパイダーマンと関連はなく、独立したシリーズとみなしていいです。

『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』でマルチバースが実現するので、MCUにヴェノムが登場する可能性もゼロとは言い切れないです。

しかし、それが実現するのはまだ先の話だと思います。
MCUのストーリーにヴェノムを本格的にからめるのではなくて、SSU側にMCU版スパイダーマンを登場させるという流れかもしれません。

『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を観るにあたっては、そこまで観る必要もないと思います。
時間があるときにチェックする感じでいいです。

アメスパより優先度低めです。
正直ヴェノム2作品は脚本が…。

まとめ:スパイダーマン映画の順番は

お疲れさまでした。
いろいろとややこしかったですよね。
まとめると下記のような順番になるかと。

  1. 『スパイダーマン』
  2. 『スパイダーマン2』
  3. 『スパイダーマン3』
  4. 『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』
  5. 『スパイダーマン ホームカミング』
  6. 『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
  7. 『アメイジング・スパイダーマン』
  8. 『アメイジング・スパイダーマン2』
  9. 『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
  10. 『ヴェノム』
  11. 『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

あくまでも私個人のオススメ順ですので、必ずしもこの順番である必要はないです。
まずはスパイダーマンを観終えてしまいたいという方は、MCUに入る前にアメスパ2作を観てもいいと思います。

皆さんが『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』で最高の映画体験ができることを願っております。

それではこのあたりで。
お時間いただき、ありがとうございました!

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