『X-MEN』(2000年)にて実写化され、原作でも高い人気をほこるウルヴァリン。
「ウルヴァリンは原作だと、どんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
ファン歴9年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!
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“実写映画での~”の項目では、『X-MEN』~『ウルヴァリン X-MEN ZERO』(2009年)までのストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのウルヴァリン
ウルヴァリン
『X Deaths of Wolverine』#4 variant ©MARVEL
本名 | ジェームズ・ハウレット |
種族 | ミュータント |
主な所属 | X-MEN |
初登場回 | 『The Incredible Hulk』#180(1974年) |
これまでの経歴
幼少期と実験
19世紀、ジェームズ・ハウレットはカナダのアルバータ州にて、ジョンとエリザベスの息子として育てられていた。
実際にはハウレット家の使用人トーマス・ローガンとエリザベスとの間にできた子供だった。
ある夜、ジョンがトーマスに射殺されるのを目撃したジェームズは、拳から出てきた爪でトーマスを刺し殺した。
これが彼のミュータント能力が開花した瞬間だった。
この事件のショックにより、ジェームズは記憶を失ってしまった。
その後、彼は自らをローガンと名乗るようになった。
(ここまでのストーリーは2001年の作品で後付けされた設定で、ジェームズ・ハウレットという名もこの時追加された)
その後、ローガンは恋人のシルバーフォックスと共に暮らしていた。
しかし、セイバートゥース/ビクター・クリードによって殺害されてしまった(1989年の作品で描かれた)。
さらに年月が経ったある日、ローガンは麻酔銃を撃たれて男3人に誘拐された。
彼はコーネリアス博士らによる、ウェポンXと呼ばれる兵器を作るための実験台にされた。
実験では、全身の骨格に刺された針からアダマンチウムを注入された。
コーネリアス博士らは、ローガンを兵器として完全に操る実験を進めていた。
しかしローガンは自我を保ち、博士らを殺して研究所から脱走した。
(実験については以前から述べられていたが、上記のような詳細は1991年の作品で描かれた)
ヒーローとしての活動
その後、ローガンはカナダ政府の極秘機関デパートメントHに所属し、コスチュームを纏ってウルヴァリンとして活動を始めた。
国境を越えてきたハルク/ブルース・バナーの対処が、ローガンの初任務だった。
彼は、ハルクとウェンディゴ/ポール・カルティエとの争いに飛び込み、三つ巴の戦いを繰り広げた。
後日、ローガンのもとにプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアがスカウトに現れた。
プロフェッサーXは、クラコアに捕らわれたX-MENを救出するためのメンバーを探していた。
ローガンは申し出を受け入れ、デパートメントHを去った。
そして同じく声をかけられた、コロッサス/ピーター・ラスプーチン、サンダーバード/ジョン・プラウドスター、ナイトクローラー/カート・ワグナー、ストーム/オロロ・マンロー、サンファイヤー/吉田四郎、バンシー/ショーン・キャシディと共に新生X-MENに参加した。
ローガンらは、サイクロップス/スコット・サマーズと共にクラコアに向かい、無事X-MENの救出に成功した。
帰還後はサイクロップスによる指導のもと、チームでの訓練を行い、数々の任務をこなした。
能力や武器
驚異的な再生能力(ヒーリング・ファクター)をほこる。
撃たれたり切られたりしても、傷口がすぐに再生する。
人より老化のペースが遅い。
実験によって全身の骨格にアダマンチウムが移植されている。
手の甲からは3本の爪を出すことができる。
アダマンチウムの爪は、鋼鉄を簡単に切断できる。
聴覚や嗅覚も優れている。
参考文献
『The Incredible Hulk』#180、181
『Giant-Size X-Men』#1
『Wolverine』Vol.2 #10
『Marvel Comics Presents』#72~84
『Wolverine: The Origin』#1~6
実写映画でのウルヴァリン
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
ウルヴァリン
引用元:buzzfeed ©MARVEL
本名 | ジェームズ・ハウレット |
種族 | ミュータント |
主な所属 | X-MEN |
主な登場作品 | 『X-MEN』(2000年) |
俳優 | ヒュー・ジャックマン |
これまでの経歴
幼少期と記憶喪失まで
時は1845年、ジェームズ・ハウレットはカナダのノースウエスト準州にて、ジョンとエリザベスの息子として育てられていた。
実際にはトーマス・ローガンとエリザベスとの間にできた子供だった。
ジェームズは病弱な体質だった。
ある夜、屋敷に押し入ってきたトーマスにジョンは撃たれてしまった。
ジェームズの目の前でジョンは息絶え、ジェームズは拳から出てきた爪でトーマスを刺し殺した。
これが彼のミュータント能力が開花した瞬間だった。
彼はトーマスの息子ビクター・クリードと屋敷から逃げ、共に生きることとなった。
大人になったジェームズらは、アメリカ軍に加わって複数の戦争を生き抜いた。
ビクターが上官を殺したことで、ジェームズらは銃殺刑となったが、能力により死ぬことはなかった。
そんな彼らはウィリアム・ストライカー少佐に興味を持たれ、ウェイド・ウィルソン、ブラッドリー、ジョン・ライス、フレッド・デュークス、エージェント・ゼロらミュータントによる特殊部隊に参加した。
この頃、ジェームズは自らをローガンと名乗っていた。
目的のために殺人をいとわない任務に嫌気が差し、ジェームズは部隊を抜けた。
6年後、ジェームズはカナディアン・ロッキーにて恋人のケイラと暮らしていた。
ケイラは触覚催眠術を使うミュータントで、妹の解放を条件にストライカーの命でジェームズを監視していた。
ストライカーは、ビクターがケイラを殺害したように見せ、ジェームズに復讐心からウェポンXの実験に志願するように仕向けた。
ジェームズはアルカリ湖の研究所で、実験にあたってウルヴァリンという名のドッグタグを作らせた。
実験では、全身の骨格に刺された針からアダマンチウムを注入された。
実験は成功し、ジェームズは研究所から脱走した。
そしてレミー・ルボーに会いに行き、ストライカーとビクターのいるスリーマイル島に案内してもらった。
ジェームズはビクターと対決したが止めを刺すことはなかった。
ビクターとは共闘して、ウェポンXIとなったウェイドを倒した。
そしてジェームズはストライカーにアダマンチウムの弾丸で頭を撃たれ、記憶を失ってしまった。
身に着けていたドッグタグから、自身の名前をウルヴァリン/ローガンと知った。
X-MENへの加入
それからしばらく後、ローガンはノース・アルバータの金網リングで戦い、日銭を得て暮らしていた。
酒場にいたローグ/マリーを車に乗せて移動していると、セイバートゥース(前述のビクターと同一人物かは不明)に襲われる。
ローガンはセイバートゥースの攻撃で気を失ってしまい、そこに現れたサイクロップス/スコット・サマーズとストーム/オロロ・マンローに助けられる。
ローガンらはウエストチェスターにある、恵まれし子らの学園に連れて来られる。
そこでジーン・グレイ、プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアと出会う。
ローガンはユニフォームを纏ってX-MENと共に、マグニートーに捕らわれたローグの救出に向かう。
任務達成後は、自身の記憶を探る手掛かりになりそうなアルカリ湖の研究所へと向かったが、再び学園に戻ってきた。
能力や武器
驚異的な再生能力をほこる。
撃たれたり切られたりしても、傷口がすぐに再生する。
原子爆弾の爆風でも耐え抜くことができる。
人より老化のペースが遅く、150年以上生きている。
手の甲から3本の骨の爪を出すことができる。
実験によって全身の骨格にアダマンチウムが移植されている。
これにより、爪もアダマンチウムとなった。
アダマンチウムの爪は、鋼鉄を簡単に切断できる。
聴覚や嗅覚も優れている。
ウルヴァリンの登場作品
実写作品
ウルヴァリンの活躍する作品は、下記になります。
- 『X-MEN』
- 『X-MEN2』
- 『X-MEN ファイナルディシジョン』
- 『ウルヴァリン X-MEN ZERO』(2009年)
- 『ウルヴァリン SAMURAI』
- 『X-MEN フューチャー&パスト』
- 『LOGAN/ローガン』
これらの作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
ウルヴァリンの登場する原作コミック(邦訳)は下記になります。
- 『ウルヴァリン』
- 『アストニッシングX-MEN:ギフテッド』
- 『ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト』
- 『X-MEN:スキズム』
- 『X・オブ・ソーズ』
リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!
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