ドラマ『エージェント・オブ・シールド』にて実写化され、『デアデビル』でも存在が確認されたアブソービングマン。
「アブソービングマンは原作だと、どんなキャラなの?」
「ドラマだとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
ファン歴9年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!
僕のプロフィールはこちらの記事で
“実写ドラマでの~”の項目では、『エージェント・オブ・シールド』シーズン2(2014年)、『デアデビル』シーズン1(2015年)のストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのアブソービングマン
アブソービングマン
『Joe Fixit』#3 ©MARVEL
本名 | カール・クリール |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
初登場回 | 『Journey into Mystery』#114(1965年) |
これまでの経歴
カール・クリールは、服役中の囚人だった。
一方でロキはソーを倒すために、ミッドガルド/地球の人間に魔法の薬で力を与えようと思いついた。
ロキは遠隔魔法で、その薬をカールの飲み物に入れ込み、カールはそれを飲んだ。
カールは自身の体に力がみなぎるのを感じ、脱獄を決意して暴れ出した。
彼の体は、近づいた物(後の作品では、触れた物に設定が変更)の性質を吸収するようになっていた。
彼は看守の銃弾をはじき、壁を突き破って脱獄した。
すると、カールの前にソーが現れて対決へと至った。
彼はソーの力も吸収し、自らをアブソービングマンと名乗った。
1度はソーを撤退まで追い込んだ。
その後、カールは再び牢屋に戻ることになったが、ビヨンダーによって宇宙空間の建造物に転送された。
他のヴィランも同様に転送され、バトルワールドでヒーローたちと戦うこととなった。
そこで彼は、ドクター・ドゥーム/ビクター・フォン・ドゥームの実験によって力を得たタイタニア/マリー・マクファーレンと出会った。
その後、2人は結婚することとなり、式には多くのヴィランを招いた。
能力や武器
魔法の薬により、近づいたもの(触れたもの)の性質を吸収できるようになった。
鋼鉄を吸収すると、自身の体も鋼鉄の強度になり、銃弾をはじくようになる。
木や岩を吸収して、カモフラージュすることも可能。
大地そのものを吸収して、巨大化することもできる。
吸収できるのは固体に限らず、火やガスを吸収すると、自身の体もその性質になる。
近づいた相手の力も吸収することができる。
鎖の付いた鉄球を武器に戦う。
鉄球にも吸収した性質を反映させることができる。
参考文献
『Journey into Mystery』#114、115
『Marvel Super Heroes Secret Wars』#1~3
『Avengers: Unplugged』#4
実写ドラマでのアブソービングマン
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
アブソービングマン
引用元:Fandom ©MARVEL
本名 | カール・クリール |
種族 | 人間 |
主な所属 | ヒドラ |
主な登場作品 | 『エージェント・オブ・シールド』シーズン2(2014年) |
俳優 | ブライアン・パトリック・ウェイド |
これまでの経歴
カール・クリールはストリート育ちで、かつては犯罪にも手を染めていた。
彼は実験によって、触れた物を吸収して自分の細胞をその物質に変化させる能力を得た。
それにより、S.H.I.E.L.D./シールドの持つ能力者リストであるインデックスに登録された。
ボクサーでもある彼は、クラッシャーの名で知られていた。
以前に、ジャック・マードックと対戦したことがある。
グローブの下に鋼鉄の拳を隠していたところを、ヒドラのジョン・ギャレットに目をつけられた。
ジョンが彼を抹殺したと偽ったことでインデックスから削除され、ジョンの仲間となった。
そしてヒドラの一員となった彼は洗脳を受けた。
現在は、ダニエル・ホワイトホールの指令をスニル・バクシを介して受けている。
政府が保管する084/未知の物体であるオベリスクの回収を任務としている。
カールはオベリスクに関する情報の取引現場に向かい、情報を奪取する。
そして、オベリスクを保管している施設に関する情報を得るために、グレン・タルボットを襲撃する。
アブソービングマン/吸収する男は、彼の能力からS.H.I.E.L.D.のハートリーがつけた名前。
能力や武器
実験により、手で触れた物を吸収して自分の細胞をその物質に変化させる能力を得ている。
コンクリートを吸収すれば、銃弾や刃物が効かない体になる。
ゴムを吸収すると、電撃が効かなくなる。
アスファルトを吸収すると、追突してきた車の方が横転するほどの強度となる。
周りの物体と同化してカモフラージュすることも可能。
タルボット襲撃時は、柵についていた鉄球と鎖を引き抜いて武器にした。
アブソービングマンの登場作品
実写作品
アブソービングマンの活躍する作品は、『エージェント・オブ・シールド』です。
この作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
アブソービングマンの登場する原作コミック(邦訳)は主に下記になります。
- 『マーベルスーパーヒーローズ:シークレット・ウォーズ1』
- 『キャプテン・マーベル』
- 『ソー:ゴッデス・オブ・サンダー』
リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!
余談
カール・クリールは、『デアデビル』シーズン1(2015年)の2話に名前だけ登場します。
原作でもジャック・マードックとの対戦の様子は描かれていたので、同一人物でしょう。
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