『ウォーロック Part2』の感想・あらすじ・解説

まとめ
ラスト2話が集大成
前半は寄り道気味

ウォーロック2の表紙

『ウォーロック Part2』 ©MARVEL ©Hachette Collections Japan

こんちは!
サンドです。

今回は、ジム・スターリンのシリーズ完結編『ウォーロック Part2』のレビュー記事です。

「ここから読んでいいの?」
「オススメのポイントは?」

などの疑問を、邦訳アメコミ150冊を読んだ僕が解決します!

サンド
サンド

僕のプロフィールはこちらの記事

皆さんが購入される際の手助けとなれば幸いです。
ネタバレは一切ないので、ご安心を。

なお、リーフやオンゴーイングなどのアメコミの形式に関する説明は本記事では省いています。
もしわからない単語などがあったら、こちらの記事も参考にしてみてください。

収録タイトルやクリエイター

出版社アシェット
ライター
  • ジム・スターリン(メイン)
  • ビル・マントロ
アーティスト
  • ジム・スターリン(メイン)
  • ジョン・バーン
収録タイトル
  • 『Warlock』#12(1976年4月)
  • 『Warlock』#13(1976年6月)
  • 『Warlock』#14(1976年8月)
  • 『Warlock』#15(1976年11月)
  • 『Marvel Team-Up』#55(1977年3月)
  • 『Avengers Annual』#7(1977年8月)
  • 『Marvel Two-In-One Annual』#2(1977年12月)

あらすじ

内容を全く知らない状態で読みたい方は飛ばしてください。

どんなストーリーなのか少しは確認したい方は、こちらを開いてください。
公式からの引用なので、結末に関するネタバレはありません。

メイガスはもういなくなった――
しかし、アダム・ウォーロックのトラブルはまだ終わっていない!
スターシーフと呼ばれる全能に近い存在との戦いののち、金色のヒーローは、魂を吸う謎の石、ソウルジェムの起源を発見する。
真実が明らかになり、ウォーロックは最大の試練に直面する。
その力を巨悪に利用しようとする者から古代のアーティファクトを遠ざけるために戦う。
その者とはー狂気のタイタン、サノスにほかならない!

引用元:本作裏表紙

どんな作品なのか

本作『ウォーロック Part2』は、オンゴーイングシリーズ『Warlock』の12~15話と、その続編群をまとめたものです。

Part2とあるように、前作『ウォーロック Part1』が必読です。

メイガスとの戦いを終えたウォーロックとピップが、酒場で飲んでいるところから物語が始まります。

ウォーロックの12話
※画像は原書で、本作は日本語です

『Warlock』#12 ©MARVEL

前作のように1冊丸ごと一貫したストーリーになってはおらず、いくつかの章で構成されています。
ラスト2話では、ウォーロックがアベンジャーズや前シリーズの主人公キャプテン・マーベル/マー=ベルと協力してサノスと戦う物語が描かれます。

メインのライターとアーティストは、前作同様ジム・スターリン。
『Marvel Team-Up』の55話のみ、ライターはビル・マントロ、アーティストはジョン・バーンです。

また、本作はアシェットの『マーベル グラフィックノベル・コレクション』74号に当たります。
シリーズの詳細はこちらの記事で。

本作前に読むべき邦訳アメコミ

『ウォーロック Part1』

前述のとおり、本作の上巻にあたる『ウォーロック Part1』は必読です。
『Strange Tales』178~181話と、『Warlock』9~11話が収録されています。

この作品では、宿敵メイガスとの戦いを通して、ウォーロックがどのような人物なのかが深掘りされています。
本作に登場するピップやガモーラもこの作品で初登場します。

ライターとアーティストは、本作同様ジム・スターリン。
詳しい内容や感想はこちらの記事で。

『ライフ&デス・オブ・キャプテン・マーベル』

本シリーズの前にジム・スターリンは、キャプテン・マーベル/マー=ベルを主人公にしたシリーズを展開していました。
それらをまとめた作品が、『ライフ&デス・オブ・キャプテン・マーベル』Part1、Part2の2冊です。

『ウォーロック Part1』の記事では、必読ではないと述べましたが、本作を楽しむ上で(主にラスト2話のサノス戦)、よりこの2冊の重要度が増していました
本作においても、この2冊の復習はしてくれるのですが、せっかく邦訳されているのであれば読んでおきたいところです。

詳しい内容や感想はこちらの記事で。

作品の評価・感想

面白かった!
けど、前作ほどではない。

前述の通り、物語が一貫しているわけではなく、「これいる?」って感じの話もちらほら見られました。
無理に15話まで延ばさず、前作の11話で完結でもよかったのでは?

それでもスターシーフというヴィランのアイデアは考えつかないなと思いました。

ラスト2話は、前シリーズ『ライフ&デス・オブ・キャプテン・マーベル』と今シリーズ『ウォーロック』の集大成的作品で、クロスオーバーがアツかったです!

途中参加のスパイダーマンザ・シングにもしっかりと役割が与えられていました。

ウォーロックの物語がしっかりと完結している点も評価できます。
前作との辻褄合わせにも脱帽でした。

難点としては、『マーベル グラフィックノベル・コレクション』に共通して言えるのですが、解説書がないことです。
本作はその影響がやや見られました。

ガモーラは、あの状況をどう切り抜けたのか。
急に出てきたスパイダーマンの置かれている状況もわからなかったです。

ジム・スターリンのアートは、相変わらずのクオリティです。
本作は、前作よりもアクション多めなので、より迫力あるシーンを楽しめます。

アベンジャーズアニュアルの7話
※画像は原書で、本作は日本語です

『Avengers Annual』#7 ©MARVEL

ジム・スターリンの画力が高い分、途中に挟まるジョン・バーンのアートが物足りなく感じます笑。

本作後に読むべき邦訳アメコミ

本作で物語は完結するので、続けて読む作品は特になしです。

前シリーズと今シリーズを読み終えて、ジム・スターリンのスペースオペラに魅了された方には、『インフィニティ・ガントレット』を強くお勧めします!

先ほど、本作ラスト2話が集大成と述べましたが、真の集大成はこの作品とも言えます。

インフィニティ・ジェムを揃えて本作以上に強敵となったサノスとヒーローたちとの激突が描かれます。
アベンジャーズに加え、これまでのシリーズに登場したドラックスやガモーラ、ウォーロックにピップも登場します。

シリーズを読んだ方は、楽しさが倍増すること間違いなしです!

ライターは本作のジム・スターリン。
アーティストはジョージ・ペレスとロン・リム。

マジでオススメの作品で、こちらの記事でも紹介しています。

まとめ:『ウォーロック Part2』の総評

GOOD
・主人公の物語を完結させている
・シリーズをまたいだクロスオーバー

BAD
・寄り道気味なストーリー
・わかりにくい箇所

RECOMMEND
・前作を読んだ方
・シリーズを追っていた方

他にも邦訳アメコミの感想を書いているので、アメコミカタログなるページも訪れてみてください。
邦訳アメコミの全体感を知りたい方にはこちらの記事もオススメです。

それでは、今回はこのあたりで。
今年もシュミヌマをよろしくお願いします!

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