『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』(2016年)にて初登場し、ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(2021年)でコスチューム姿となったバロン・ジモ。
「バロン・ジモは原作だと、どんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
ファン歴9年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!
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“実写ドラマでの~”の項目では、『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』~『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』までのストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのバロン・ジモ
バロン・ジモ
『Thunderbolts』#10 ©MARVEL
本名 | ヘルムート・J・ジモ |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
初登場回 | 『Captain America』#276(1982年) |
これまでの経歴
ヘルムート・ジモは、父ハインリッヒと母ヒルダのもとにドイツで生まれた。
ハインリッヒはナチスの優秀な科学者だったが、自国の人間からも憎まれていたため、マスクで顔を隠していた。
研究所をキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースに襲撃された際、粘着物質のタンクを破壊され、ハインリッヒはそれを顔に浴びてマスクがとれなくなった。
それ以降、ハインリッヒは正気ではなくなり、家族にも当たるようになった。
ヘルムートのまだ幼い頃、ハインリッヒは家族を残して去ってしまい、夫のいない人生に耐えられないヒルダは死んでしまった。
数十年後、ヘルムートも科学の才能を発揮していたが、キャプテン・アメリカへの復讐心に悩まされていた。
そんな中、キャプテン・アメリカの現代への復活が報じられた。
新聞では、キャプテン・アメリカとの戦いにでバロン・ジモ/ハインリッヒが死んだとも書かれていた。
ヘルムートの進む道は明らかになり、戦後から管理していた城へ向かった。
そこにはハインリッヒの研究成果に関する本やノートがあった。
彼はハインリッヒの研究を再現し、キャプテン・アメリカへの復讐に用いることを決めた。
そしてコスチュームを纏い、フェニックスと名乗った。
ヘルムートはキャプテン・アメリカとファルコン/サム・ウィルソンを襲撃し、キャプテン・アメリカを捕らえた。
ハインリッヒの研究成果の1つである粘着物質にキャプテン・アメリカを沈めようとしたところで、ファルコンに乱入された。
ヘルムートはキャプテン・アメリカの盾を、キャプテン・アメリカに投げつけるも避けられてしまい、自分に返ってきた盾に当たり、粘着物質へと落ちてしまった。
コスチュームによって前身は保護されていたが、落下した際にマスクを被っていなかったため、顔がただれてしまった。
数年後、ヘルムートはコスチュームを新たにし、バロン・ジモとしてアーニム・ゾラと結託し、キャプテン・アメリカの破滅に向けて動き出した。
能力や武器
ピストルを扱う。
シチズンⅤとしての活動時に剣を扱い、その後はバロン・ジモの姿でも剣を扱うようになった。
参考文献
『Captain America』#168、276
実写ドラマでのバロン・ジモ
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
バロン・ジモ
引用元:Fandom ©MARVEL
本名 | ヘルムート・ジモ |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
主な登場作品 | 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(2021年) |
俳優 | ダニエル・ブリュール |
これまでの経歴
アベンジャーズへの復讐
ヘルムート・ジモはソコヴィアの男爵で王族だった。
情報員でもあり、秘密暗殺部隊エコー・スコーピオンの指揮をしていた。
ソコヴィアでのアベンジャーズとウルトロンの戦いにおいて、ヘルムートは父親と妻と息子を亡くした。
復讐を望むもアベンジャーズには力で敵わないため、殺し合わせることにした。
S.H.I.E.L.D./シールドが崩壊した際に、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフがヒドラの資料を公表していた。
自信の経験で暗号化された資料を解読し、ウィンター・ソルジャー/ジェームズ・バーンズに関する情報を得た。
ソコヴィアの悲劇から約1年後、ウィーンにてヘルムートはバーンズの変装マスクを被り、中継車に爆弾を仕込んで国連ビルを爆破させる。
バーンズがベルリンにある政府の施設に拘束されると、ヘルムートは精神科医に扮してバーンズに接触する。
ヘルムートは洗脳の暗号が書かれた本を用いてバーンズを洗脳し、シベリアにあるヒドラの施設の場所を聞き出す。
シベリアの施設にて、ウィンター・ソルジャーが1991年の任務で、血清を奪取するためにスターク夫妻を殺害した映像を手に入れる。
施設に来たキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース、ウィンター・ソルジャー、アイアンマン/トニー・スタークにそのビデオを見せ、ヒーローたちを分断させる。
目的を果たしたヘルムートは自殺しようとするも、ブラックパンサー/ティ・チャラに止められる。
そしてベルリンの施設に拘束される。
超人血清の復活
約8年後、再び出現した超人血清にヒドラが関与しているとにらんだバーンズが、ヘルムートのもとへやって来る。
バーンズの手引きで監獄で混乱が起き、それに乗じてヘルムートは脱獄する。
超人血清が漏れればアベンジャーズのような超人軍団が生まれかねないため、彼はバーンズとサム・ウィルソンに協力することにする。
出発に際して先祖代々収集してきた車のコレクションから、マスクとコートを手にする。
ヘルムートらは超人血清の情報を求めてマドリプールに向かい、血清を作ったネイゲル博士の研究室を訪れるも賞金稼ぎに囲まれる。
ヘルムートは研究室にあったピストルでネイゲル博士を殺害すると、マスクを被り賞金稼ぎの排除に取り掛かる。
能力や武器
ピストルを扱う。
バロン・ジモの登場作品
実写作品
ヘルムート・ジモの活躍する作品は、下記になります。
- 『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』
- 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
これらの作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
バロン・ジモの登場する原作コミック(邦訳)は下記になります。
- 『フィアー・イットセルフ』
- 『キャプテン・アメリカ:スティーブ・ロジャース/サム・ウィルソン ロード・トゥ・シークレット・エンパイア』
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!
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