ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの原作と映画での能力やオリジン

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MCUでは『アイアンマン2』(2010年)にて初登場し、10年にわたる活躍を見せてきたブラック・ウィドウ。

「ブラック・ウィドウは原作だと、どんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」

などの疑問がこの記事で解決されます。

ファン歴9年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!

サンド
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僕のプロフィールはこちらの記事

“実写映画での~”の項目では、『アイアンマン2』~『ブラック・ウィドウ』(2021年)までのストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。

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原作コミックでのブラック・ウィドウ

ブラック・ウィドウ

原作のブラックウィドウ

 『Secret War』#4 ©MARVEL
本名ナターリャ・アリアノヴナ・ロマノヴァ
種族人間
主な所属S.H.I.E.L.D.
アベンジャーズ
初登場回『Tales of Suspense』#52(1964年)

これまでの経歴

少女時代

ナターシャ・ロマノフ(後の作品でナターリャ・ロマノヴァが本名という設定に変更)はソ連のスターリングラードで生まれた。
第二次世界大戦中の1942年、彼女がまだ幼い頃に家が炎に包まれてしまった。

ナターシャはバルコニーで母親に抱えられていて、そこを通りがかったアイヴァン・ペトロヴィッチに向けて投げ出された。
彼女は助かったものの、母親は家の崩壊に巻き込まれてしまった。

それ以降、ナターシャはアイヴァンに育てられた。
終戦から数年後、彼女は学校では勉強も運動もトップだった。

スパイとしての活動

後にナターシャは、テストパイロットのアレクセイ・ショスタコフと結婚した。
しかし、アレクセイはロケットの爆発で死んだとソ連に聞かされ、彼女は夫の死に報いるためにスパイの道を選び、ブラック・ウィドウと呼ばれるようになった。

(1999年の作品でレッド・ルームが初登場し、そこでスパイとしての訓練を受けた設定が追加された)

現代、ナターシャはアメリカに寝返ったクリムゾン・ダイナモ/アンドン・ヴァンコ、トニー・スタークの殺害をソ連に命じられた。
スタークへ接触したものの、2度の暗殺任務を失敗に終わらせてしまった。

ホークアイ/クリント・バートンを誘惑してアイアンマンと戦わせたが、またも失敗となった。
そしてナターシャはソ連に連れ戻されてしまった。

ソ連の指導者は失敗続きのナターシャに怒りを覚えたが、新たなコスチュームと装備を与えられ、再びアイアンマンの排除を指示された。

アメリカに戻ったナターシャはホークアイと再びアイアンマンを襲うが、結局失敗に終わった。
彼女はソ連の指導者との縁を切ろうとしたが、ソ連の工作員から制裁を受けた。

ヒーローになるまでの経緯

その後、ナターシャはソ連に洗脳されてしまい、アベンジャーズを倒すよう命じられた。
ソーズマン/ジャック・デュケインとパワーマン/エリック・ジョステンと共に、アベンジャーズと戦うも撤退を余儀なくされた。

再度ソーズマンらとホークアイを襲うが、ホークアイへの思いから洗脳が解けた。
ナターシャは自身の信頼を勝ち取るために、アベンジャーズに協力するようになった。

ある日、突然ガスで眠らされ、S.H.I.E.L.D./シールドのヘリキャリアに連れてこられた。
ニック・フューリーにエージェントとなる提案を受け、スパイとしても活動するようになった。

その後、ナターシャはスパイダーマン/ピーター・パーカーがスイングしているところを見て、手本になると思った。
そして、これまでの過去と決別するためにも新たなコスチュームをデザインした。

その更に後、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースからアベンジャーズへの正式な加入を提案され、ナターシャは承諾した。

能力や武器

レッド・ルームが開発した超人血清の変異版により、若さを保っている(後付設定)。

両手首にはウィドウズ・バイトをはめている。
ワイヤーを射出して相手を拘束したり、建物に引っ掛けて移動したりが可能。
弾丸も放てる。

ピストルやマシンガンなどの銃火器も扱う。

参考文献

『Tales of Suspense』#52、53、57、60、64
『Avengers』#16、29~32、38、44、111
『The Amazing Spider-Man』#86
『Daredevil』#88

実写映画でのブラック・ウィドウ

注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください

ブラック・ウィドウ

映画のブラックウィドウ

引用元:Fandom ©MARVEL
本名ナターリア・アリアノーヴナ・ロマノフ
種族人間
主な所属S.H.I.E.L.D.
アベンジャーズ
主な登場作品『アイアンマン2』(2010年)
俳優スカーレット・ヨハンソン

これまでの経歴

レッドルーム時代

ナターリア・ロマノフは、ロシアでアイヴァンとその妻のもとに生まれた。
レッドルームによる新生児の潜在能力評価で選ばれ、両親のもとから引き離された。

両親には報酬が払われたと思われるが、母親はナターリアを捜し続け、ドレイコフに殺されてしまった。
それ以降、ナターリアはレッドルームで育てられ、スパイとしての訓練を受けていた。

8歳のころ、父親役のアレクセイ、母親役のメリーナ、妹役のエレーナ・ベロワと共にオハイオ州で偽装家族として暮らし始めた。
そこではナターシャと呼ばれていた。

3年後、アレクセイが任務を達成するとS.H.I.E.L.D./シールドの追っ手を振り切って、家族でキューバの軍事施設へ逃走した。
ナターシャはエレーナと共にレッドルームに戻ることになった。

再び訓練の日々が続き、数々の暗殺任務もこなした。
やがて卒業の儀式として不妊手術を受け、戦闘用のスーツを纏ってブラック・ウィドウとなった。

ヒーローになるまでの経緯

その後、目的も雇い主も構わずに活動していたナターシャはS.H.I.E.L.D.に注視され、彼女を殺害するためにクリント・バートンが送り込まれた。
しかし、クリントは彼女を殺さなかった。

S.H.I.E.L.D.加入の最終試験としてドレイコフ殺害が課され、クリントと共に10日間ブダペストに身を潜めた後、ドレイコフのいるビルごと爆破して試験をクリアした。

実際にはドレイコフを殺害できていなかったが、ナターシャはレッドルームを抜けてS.H.I.E.L.D.に加入した。

現在、ニック・フューリーの命でトニー・スタークを監視するためにスターク・インダストリーズの法務部に勤めている。

スターク・エキスポにて、ジャスティン・ハマーのドローン部隊をイワン・ヴァンコがハッキングして暴走させると、ナターシャはハマー・インダストリーズに侵入する。

警備部隊を制圧し、ウォーマシン/ジェームズ・ローズのスーツを再起動させてハッキングの解除に成功する。

2年後(『アイアンマン2』の出来事は2008年だったが、公式の年表にて2010年に改変された)、ロキにテッセラクト/四次元キューブをS.H.I.E.L.D./シールドとNASAの施設から奪われる。

この際に、クリントはロキのマインド・ストーンを秘めた杖で操られてしまう。

ナターシャは敵の組織に潜入していたが、クリントが敵の手に渡ったことをフィル・コールソンから聞く。
そして、テッセラクトを探せるブルース・バナーのスカウトに向かう。

他にも事態の収拾のために、アベンジャーズの候補者であるトニー、スティーブ・ロジャースソーが集まる。

ナターシャはクリントと戦って正気に戻し、共にアベンジャーズに加わる。

能力や武器

2丁のピストルやナイフ、ワイヤーを扱う。
ピストルは太もものホルダーに収納している。

ベルトには、電撃や煙を発生させるディスクが収納してある。

両手のブレスレットは相手に電撃を与えることができる。
改良後は前方に電撃の弾を放てるようになる。

電撃を与えるバトンや、トンファーも扱う。

ブラック・ウィドウの登場作品

実写作品

ブラック・ウィドウの活躍する作品は、下記になります。

  • 『アイアンマン2』
  • 『アベンジャーズ』
  • 『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』
  • 『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』
  • 『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』
  • 『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』
  • 『アベンジャーズ エンドゲーム』
  • 『ブラック・ウィドウ』

これらの作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。

ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。

大きな魅力はこの2点。

  • ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
  • マーベル映画50作品以上が見放題

ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!

詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。

原作コミック

ブラック・ウィドウの登場する原作コミック(邦訳)は下記になります。

  • 『ブラック・ウィドウ:イッツィ・ビッツィ・スパイダー』
  • 『デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム』
  • 『マイティ・アベンジャーズ:ウルトロン・イニシアティブ』
  • 『オリジナル・シン』

リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。

「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!

原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。

本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!

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