映画『スパイダーマン ホームカミング』(2017年)にて、メカニカルに実写化されたヴァルチャー。
「ヴァルチャーは原作だと、どんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
ファン歴9年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!
僕のプロフィールはこちらの記事で
”実写映画での~”の項目では、『スパイダーマン ホームカミング』のストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのヴァルチャー
ヴァルチャー
『Spider-Man Season One』 ©MARVEL
本名 | エイドリアン・トゥームス |
種族 | 人間 |
主な所属 | シニスター・シックス |
初登場回 | 『The Amazing Spider-Man』#2(1963年) |
これまでの経歴
エイドリアン・トゥームスは電気技師で、グレゴリー・ベストマンと共にB+Tエレクトロニクスを立ち上げた。
経営はグレゴリーに任せ、エイドリアンは電磁力によって宙に浮くハーネスなどの開発をしていた。
ハーネスの開発が成功し、グレゴリーに伝えようと部屋に向かうも不在だった。
エイドリアンは机の上の書類を調べると、グレゴリーが自分に嘘の業績を報告していることがわかった。
5%の増益と聞いていたが、実際には50%も伸びていた。
そこへ現れたグレゴリーを問いただすも、しらばっくれるだけだった。
エイドリアンは法的な証拠を持っておらず、会社を去った。
彼はスタテン島の隠れ家にて、ハーネスの更なる改良へ挑んだ。
そして、パワーパックと翼を備えたハーネスと、スーツを纏ってヴァルチャーを名乗った。
エイドリアンはB+Tエレクトロニクスを襲撃して、資金を奪い去った。
彼はこうして、新たな生き方を見つけた。
その後、エイドリアンは装備を纏って、街行く人々から金を盗んでいた。
ある日、宝石店が100万ドルのダイヤを新店に移すことを知り、それを奪う計画を立てた。
ジェイムソン出版社や警察署へ犯行予告を投げ込んだ帰りに、スパイダーマン/ピーター・パーカーと遭遇した。
それ以来、スパイダーマンとは度々戦っている。
その後、 エレクトロ/マックス・ディロン、クレイヴン/セルゲイ・クラヴィノフ、ミステリオ/クエンティン・ベック、サンドマン/フリント・マルコと共にドクター・オクトパス/オットー・オクタビアスに招集された。
打倒スパイダーマンのため、この面々でシニスター・シックスが結成された。
能力や武器
電磁力を発生させる背中のパワーパックと翼で飛行が可能。
音を立てずに飛ぶことができる。
人1人分は抱えて飛べる。
翼を相手に打ち付けて攻撃もする。
電磁力によって筋力が増している。
蹴りでレンガを破壊するほどの威力がある。
参考文献
『The Amazing Spider-Man』#2、Annual #1、241
実写映画でのヴァルチャー
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
ヴァルチャー
引用元 ©MARVEL
本名 | エイドリアン・トゥームス |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
主な登場作品 | 『スパイダーマン ホームカミング』(2017年) |
俳優 | マイケル・キートン |
これまでの経歴
エイドリアン・トゥームスは、アベンジャーズとロキ率いるチタウリとの戦いの残骸を処理する仕事を市から請け負う。
トラックを買い、人を雇って作業を進めている。
そこへ、スターク・インダストリーズと政府合併のダメージ・コントロール局が来て、仕事を引き継ぐと言われる。
しかし、エイドリアンは残骸を提出せず、世界の変化に伴って自分たちの仕事の方針を変えることにする。
約4年後、フィニアス・メイソンが、チタウリの残した物質から作った発明品を基に、飛行可能なスーツを開発していた。
エイドリアンはそのスーツを使い、回収した戦闘の残骸で武器を作って売っている。
この商売は、FBIやアベンジャーズに感づかれずに続いていて、妻と娘のリズにも秘密にしている。
しかし、ジャクソン・プライスとハーマン・シュワルツが行った武器取引の際に、ジャクソンはウルトロンの腕で作った特殊な武器を験し撃ちして見せた。
その爆発を見たスパイダーマン/ピーター・パーカーが現場に現れ、エイドリアンも急行する。
スパイダーマンを海へ落したものの、アイアンマン/トニー・スタークにも自分の存在が知られてしまう。
能力や武器
翼や武器にはチタウリの物質が使われている。
両翼のタービンと背面下部のスラスターによって、飛行が可能。
翼は切り離して操作可能で、先端は刃になっている。
車やコンクリートを破壊するほどの鋭さがある。
銃弾を防ぐ頑丈さをもほこる。
翼からアンカーを射出して、飛行しながら自分の位置を固定できる。
足に付けた鉤爪で相手をつかみ、人1人分は抱えて飛べる。
ヘルメットにはモニターが備わっていて、通信も可能。
物質移相器は投げると四方に展開し、金属でも潜り抜けられる。
ヴァルチャーの登場作品
実写作品
ヴァルチャーの活躍する作品は、『スパイダーマン ホームカミング』です。
この作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
ヴァルチャーの活躍する原作コミック(邦訳)は下記になります。
- 『マーベルマスターワークス:アメイジング・スパイダーマン』
- 『スーペリア・スパイダーマン:ワースト・エネミー』
リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
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