映画『ブラック・ウィドウ』(2021年)にて原作とは異なる設定で実写化され、『サンダーボルツ』にも登場が決まっているタスクマスター。
「タスクマスターは原作だと、どんなキャラなの?」
「映画だとどんな設定だったっけ?」
などの疑問がこの記事で解決されます。
ファン歴9年、原作コミック150冊持つ僕が、実際に作品を見てまとめています!
僕のプロフィールはこちらの記事で
“実写映画での~”の項目では、『ブラック・ウィドウ』のストーリーについて記載しているので、ネタバレにはご注意ください。
原作コミックでのタスクマスター
タスクマスター
『All-New Wolverine』#2 ©MARVEL
本名 | アンソニー・“トニー”・マスターズ |
種族 | 人間 |
主な所属 | なし |
初登場回 | 『Avengers』#195(1980年) |
これまでの経歴
ヴィランになった経緯
トニー・マスターズ(2010年の作品で明らかになった本名)は、映像反射神経に優れていた。
子供のころ、テレビのカウボーイ・ショーを見た彼は、母親の洗濯紐でカウボーイのロープさばきを練習なしで完璧に再現できた。
この時、他人の動きを見ただけで正確に模倣できる才能に気づいた。
高校では、アメリカンフットボールのプロの試合を一目見ただけで、英雄となることができた。
トニーは自分の才能を更なる分野で発揮したいと思った。
一時はヒーローになることも考えたが、法に逆らうことで大金が掴めると気づいた。
ヒーローと戦うことを見越して、ニュース映像などからアメリカの全ヒーローの動作を模倣できるようにした。
この間にトニーは、悪人は高収入を望めるが、気苦労が絶えないことに気が付いた。
そして無数の訓練施設や専門学校を立ち上げ、悪人に訓練をつけたのちにヴィランの配下に送り込むビジネスを開拓した。
コスチュームを纏って自らをタスクマスターと名乗り、教官として活動を始めた。
ヒーローとの対峙
表向きは精神病院である訓練施設の1つで、トニーが金庫番を任せたソロモンは、科学班を利用して病気の心臓と交換するために己のクローンを作っていた。
しかし、クローンが逃げ出してアベンジャーズに助けを求めてしまった。
そしてワスプ/ジャネット・ヴァン・ダインに病院に侵入された。
次いでアントマン/スコット・ラングとイエロージャケット/ハンク・ピムに侵入され、施設の実態を知られてしまった。
トニーは3人を捕縛したが、残るアベンジャーズのメンバーに襲撃された。
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース、アイアンマン/トニー・スタークと渡り合うも、自惚れることなく撤退を決意した。
こうして、数年間秘密裏に行っていたビジネスはヒーローたちに知られてしまった。
能力や武器
優れた映像反射神経により、他人の動きを見ただけで正確に模倣できる。
キャプテン・アメリカを模倣し、円形の盾アロー・シールドを扱う。
銃弾をはじき、投げて攻撃にも利用する。
ホークアイを模倣し、背中には弓と矢筒を背負っている。
電磁気を帯びた矢も扱う。
デアデビルを模倣し、ビリークラブも扱う。
スパイダーマンを模倣し、左腰に束ねたロープでスイングをする。
アイアンフィストの体術も模倣している。
腰のホルスターにはピストルを収納している。
左太もも部分には剣を携えている。
ベルト中央部にはマグネシウム閃光弾を備えている。
参考文献
『Avengers』#195、196
実写映画でのタスクマスター
注意
記事の性質上、作品のネタバレ全開です
ご注意ください
タスクマスター
引用元:Fandom ©MARVEL
本名 | アントニア |
種族 | 人間 |
主な所属 | レッドルーム |
主な登場作品 | 『ブラック・ウィドウ』(2021年) |
俳優 | オルガ・キュリレンコ |
これまでの経歴
アントニアは、レッドルームのリーダーであるドレイコフの娘。
子供のころ、学校から帰宅した際にビルの爆発に巻き込まれてしまった。
爆弾は、S.H.I.E.L.D.のクリント・バートンとナターシャ・ロマノフによってドレイコフ殺害のために仕掛けられたものだった。
アントニアは瀕死の重傷だったが、首の後ろにチップを埋め込まれて一命を取り留めた。
現在はドレイコフの最強兵器として、スーツを纏いタスクマスターとして任務を遂行している。
エレーナ・ベロワが洗脳の解毒薬を持ってチームから離反したことで、解毒薬の回収が任務となる。
能力や武器
目にした動作を完璧に模倣することができ、アベンジャーズの戦闘スタイルを学習している。
ゴーグル部分には、使用する武器や相手の身体データなど様々な情報が表示される。
ターゲットの補足にも活用する。
ホークアイを模倣し、折り畳み式の弓を扱う。
背中のバックパックから起爆する矢を出し、その威力は車を吹き飛ばすほど。
キャプテン・アメリカを模倣し、右腕から瞬時に円形の盾を出す。
銃弾をはじき、投げると鉄の柱に突き刺さる。
出した盾は両腕にくっつく。
ブラックパンサーを模倣し、両手から爪を出す。
左腕からはブレードを出すことができる。
右腕にあるボタンでマスクを外す。
ホルスターはピストル、足のふくらはぎ部分にはナイフをしまっている。
バックパックには剣も格納している。
パラシュートも備え付けている。
タスクマスターの登場作品
実写作品
タスクマスターの活躍する作品は、『ブラック・ウィドウ』です。
この作品はDisney+/ディズニープラスで見放題で楽しめます。
ディズニープラスは月額制のサブスクリプション動画配信サービスです。
VOD/ビデオ・オン・デマンドともいいます。
大きな魅力はこの2点。
- ここだけのMCUオリジナルドラマを楽しめる
- マーベル映画50作品以上が見放題
ファンの方々にはぜひともチェックしていただきたい!
詳しい情報や魅力はこちらの記事で解説しています。
原作コミック
タスクマスターの登場する原作コミック(邦訳)は下記になります。
- 『ブラック・ウィドウ:プレリュード』
- 『シビル・ウォー』
- 『アントマン:セカンド・チャンスマン』
リンク先の記事に感想や詳細を書いているので、よければ寄ってみてください。
「原作って実際どうなの?」
と、興味はあるけど踏み出せずにいる方々。
こちらの記事で原作の魅力を語っているので、ぜひ読んでください!
原作を読んで、さらにキャラクターへの知識を深めまちゃいましょう。
本記事の他にも、キャラクター図鑑のページでは様々なヒーローやヴィランを紹介しています。
ストーリー形式の読み応えある記事ばかりなので、チェックしてみてください!
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